姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

人も家も手入れが大事

こんにちは。

 

GW真っ只中の日曜日、いかがお過ごしでしょうか?

私は今日は友人達とBBQしました。

BBQ始まる前に得意先から電話があって、夕方に1件現場調査を

して欲しいとの事でアルコール抜きでした。

滅多に昼間っからのお酒は飲まないんですが、やっぱりBBQの

時くらいは飲みたかったなぁ。

例年は15人前後は集まるんですが、今年はみんな予定があり

子供まで合わせても9人でした。

こんなに少ない人数は久しぶりです。(^^;

 

さて、そんな訳でさっき見てきた現場ですが、築40年でスレート系。

雨漏りもしているようです。

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屋根に上がってみるとあちこち割れてて、コーキングの後も。

恐らく施主さんが自分で直そうとされたんやろなぁと思いながら

歩き回って割らないように恐る恐る調査しました。

 

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建てられてから屋根材の塗装は一切されていないようです。

スレート系の屋根材の寿命を考えると限界を超えているのですが

もう少し手入れしてあれば雨漏りは防げたかもしれません。

 

人も家も同じです。

手入れを怠ったら傷みはひどくなります。

素人の生兵法で酷くなる点も同じかな。

これは陶器瓦とかスレート系とか関係ありません。

スレートの屋根の家に住んでいてもしっかりメンテナンス

されている方もいればいぶし瓦の立派な家に住んでいるのに

全く手入れせずに荒れ放題にされている方もいらっしゃます。

 

家でも車でも道具でも同じです。

メンテナンスをきっちりやっていれば長く使える。

寿命がきたらそれは受け入れないとやけど、何でも新しいのが

一番っていう価値観はそろそろ見直してもいいんじゃないかなぁ。

そんな事を徒然と感じたGWの一コマでした。