姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自分の姿を省みる

こんばんは。

 

GWも終わりましたね。

昨日は一日車の運転をしていたせいか、肩と腰がバキバキです。

 

一昨日、昨日と行った熊野三山は若干観光地にはなっているものの、

交通の不便さもあってか(熊野近辺に在住の方ごめんなさい)

混んでると言ってもGWの他の観光地ほどではありませんでした。

先月行った奈良とは大違い。

神域の中で見かける風景にも少し違いがあります。

まずスマホを構えてる人が少ない!!

観光地としての歴史も古い奈良や京都と比べるのが間違いかもですが。

スマホとかカメラで写真を撮ってもすぐにしまって、キチンとお参りされ

る方が多かったです。

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最近、どこに行ってもみんなスマホ片手に歩いてて、それが原因で

人混みが膨れ上がってるところも多くて、そういうのを見る度に

自分は同じようになっていないかと確認してしまいます。

スマホは確かに便利やけど、後で撮った写真ってどうしてもチャチやと

感じます。

ブログやfacebookで自分の写真を出すようになって、使用頻度は

増えてますが、感動出来る風景は出来るだけ自分の眼に焼き付けたい。

 

写真撮るのとは違うけど、似たような事は電車の中でも思います。

電車に乗って空席を見渡すと8割くらいの人がスマホに集中してるんです。

本(マンガも含む)を開いてる人って本当に極わずか。

中には電子書籍で本読んでる人もいるかもやけど、大半はゲームを

やったりLINEやったりのようです。

カップルでも隣にいるのに一言もなくスマホいじってて、降りる時に

初めてそうと分かる事もよくあります。

確かに便利やし、暇つぶしの道具としては優秀かもしれません。

でも私には「暇つぶし」ではなく「時間を奪われて」いるように

しか見えません。

本を読むのが偉いなんて言うつもりはサラサラありません。

私もゲームはそれなりに好きでそこそこやります。(RPG専門ですが)

でもスマホでまでやりたいと思った事はないんです。

好きやからじっくりやりたい。

 

スマホでも見て頂ける情報発信をしようとしている立場からすると矛盾

しているかもしれませんが、使いこなすのと依存するのは全く別物です。

観光地で綺麗な景色みたり、古い建物みたり、珍しい瓦見つけたり。

そういう瞬間を記録するための道具としては最高やと思います。

それはそれとして、写真を撮るのが目的にならないように、移動の時や

ご飯の時は同行者と楽しい話をする。

私はそういう感性を大事にしたいです。