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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

新築現場で大工さんの次に工事するのは瓦屋なんです。

こんばんは。

 


今日は新築の住宅が1棟、上棟しました。

大工さんが棟上げした後、一番最初に工事に入るのは瓦屋さんなんです。

早ければ上棟したその日の夕方に下葺き材(業界ではルーフィングと呼んでいます)

を施工しに行きます。

昔は杉の木の皮を重ね貼りしたりしてました。

今はアスファルトを蒸着した紙や樹脂系の材料を紙で挟んであるような

化学系の材料を使った下葺き材が主流になっています。

杉の木の皮は解体した後は処分したら自然に還るんですが、作るのも

施工するのも手間がかかりすぎるので、コスト的にも時間的にも一般の

住宅で採用される事はなくなってきました。

この下葺き材、最近はかなり優秀な材料が揃ってきて、2次防水としての機能も

かなり上がってきましたが、最初はないよりもマシ程度のものでした。

今では新築でも葺き替えでもなくてはならないものになっています。

下葺き材を正しく施工した状態で雨が降っても、ほぼ雨漏りの心配をしなくても

いいくらいの性能を持っているんです。

もちろん、過信は禁物ですし強風で剥がれてしまう事もあるので、下葺き材を

施工した後は出来るだけ速やかに瓦工事に移る事が大事ですが、梅雨真っ只中

な時期の工事の時にはとても心強い味方です。

瓦が屋根に載ってしまうと見えなくなってしまう縁の下の力持ちは

万が一、瓦が破損したり、強風で水が押し込まれたりして瓦の下に雨が

回った場合でも少しの間だけ雨漏りを防いでくれます。

近くで新築の現場を見かけて、瓦がまだ施工されていなかったら、

縁の下の力持ちが頑張っているんやって見守ってやってください。(笑)

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周辺の田んぼもすっかり田植えが終わって天気が良いと緑が眩しい時期です。

梅雨の雨は仕事に影響する事が多いので、マイナスに考えがちやけど、

雨も楽しむ余裕を持って仕事が出来るようにしっかりとルーフィングを

施工してきました。