こんばんは。
今日、母に去年漬けた梅酒をもらいました。
完熟梅が旬になったみたいで、今年の梅をもらったけど、去年漬けたのが
まだ丸っと残ってるとの事やからありがたく頂戴しました。
最近、いろんな所で昔ながらの・・・的なものを見かけます。
効率だけでない部分が見直されつつあるんかなぁ?って思います。
そんな今日はこの1冊を紹介します。
山本一力著
だいこん
あらすじ
江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大
工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二
人の妹さくらとかえで―。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温か
な家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長
していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
(BOOKデータベースより)
侍の出てこない時代劇です。
ページ数多いけど、それを感じる事なく一気に読みきれました。
江戸時代の食事情がよくわかり、夜中に読むととてもお腹が減ります。
味という意味ではきっと今の料理の方が美味しいかもですが、本当に
美味しいっていうのはこういう事なんやなぁって感じます。
こんなお店が近くにあったら常連になるのになぁ。
個人的には時代劇はお侍のチャンバラが好きなんですが、こういう
食ものも悪くないですね。
何でも簡単に手に入る時代やけど、本当の旬のものを食べて美味しいって
思える余裕があることが一番の贅沢やと思いました。