姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

使えるか使えないかは自分次第!?資格について考えてみる

こんばんは。

 


朝の空は完全に秋の空になってますね。

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虫の声も秋を告げていますが、日中の暑さだけはまだまだ緩みません。

残暑厳しいですが、今日も屋根で頑張ってきました。

 

昨日は瓦屋根診断技士という資格の更新講習会の為に大阪まで行ってきました。

会場では最近よくお会いする方もいれば1年ぶりやそれ以上に久し振りな方も

たくさん出席されていました。

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この瓦屋根診断技士という資格、瓦葺き技能士と瓦屋根工事技士という2つの

資格を持って初めて講習を受ける事が出来るものです。

 

技能士資格は実技試験と筆記試験、瓦屋根工事技士は屋根の上での事だけでなく

関係法令や積算などの瓦の仕事に関係する全てが内容に含まれるものでどちらも

正しい知識と経験がないと取得できない資格です。

そんな2つの資格を必要とするものやのに、診断技士の資格はあまり知られて

いません。(技能士や工事技士の知名度もめちゃくちゃ低いですが)

 

どんな資格にも言える事ですが、資格を持っている事とかその資格で何が

出来るかよりも自分がその資格をどう使うかが一番大事です。

でも診断技士を持っている人の大半は当然ながら職人さんで、そもそも

営業活動に苦手意識を持っている人が多いので、使い所がないって感じた

のかもしれません。

私自身も営業活動は苦手やけど、今の私の仕事は営業することなので、なんとか

仕事に活かせるように資格を育てていきたいなぁって思いながら講習を

受けてました。

 

地震や台風などの災害が起こるたびに瓦に逆風が吹いてるって業界内では

言われてますが、向いてる方向が昔のままやから逆風になってるだけで、

少し向きを変えるだけでものすごい追い風にもなると思ってます。

まだまだアイデアにもなってない状態やけど、いろいろ試して形にして瓦を

残していきたいなぁって決意を新たにしました。