姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

雨が多い日本で進化した瓦が雨を受けきれなくなってきています。

こんばんは。

 

 

秋刀魚が美味しい季節になりましたねぇ。

我が家の食卓にも登場しました。

やっぱり秋刀魚には大根おろしっすね。

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姫路は今日も午前中雨でした。

今年の9月は本当に雨が多かったです。

記録を調べてみたら雨が全く降らなかったのは今日までで6日だけでした。

夜に降って昼間は晴れてた日もあるから、実際に現場で仕事が出来た日はもっと

多いんですが、それにしても雨が多いです。

そして大雨が降ったり台風が来たりすると修理などの依頼が増えます。

有難い事なんですが、お客さんは切羽詰まってるので見積もりも集中します。

雨の直後は特に現場調査の依頼が多いので先に調査をしてしまってから見積もり

をするようにしています。

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とは言ってもさすがにこの量を一気に見積もると少し頭がこんがらがります。

このまま一気に提出してもいいんですが、ミスがあってはいけないので一息

おいてチェックしてからの提出とします。

雨の日も多いですが、降る量も半端ではありません。

これまでの雨量程度なら問題なく受けとめる事が出来ていた部分でも雨を処理

しきれなくなって雨漏りしている物件によく当たります。

樋や谷はかなりの量を処理できるように施工されているはずですが、その想定を

あっさりと超える量の雨が短時間に降ってたりします。

前の工事が手抜きやったんじゃないの?って疑うお客さんもいらっしゃるので、

きちんとした工事の場合は「最近の雨は降り方も尋常じゃないですからねぇ。」

って説明することもあります。

雨の多い日本で進化した瓦が受けきれないほどの雨が降ってるのもすごいけど

きっとこうやって更なる進化を遂げていくんやろなぁって思います。

 

今週もまだ雨が降る予報が出ているので現場も大混乱です。

終わるはずの現場が終わらない、着工できるはずの現場に入れない。

お客さんに迷惑がかからないように段取りつけて職人さんにも頑張って

もらわないとです。