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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

当たり前ですが雨漏りの原因は1つだけじゃないんです。

こんばんは。

 

ここのところの台風や雨で雨漏り調査の依頼がかなり多くなっています。

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一般のお宅で雨漏りがあるとまず一番に連絡があるのが我々瓦屋です。

雨漏り=瓦って思われてるんですよねぇ。

施主さんは瓦が割れてて雨が漏っているって思われてる事が多いん

ですが、実際瓦が割れてる事はそれほど多くありません。

原因が瓦の割れの場合は一番分かりやすくて修理もしやすいし、

修理代金も安く済むので原因が割れやといいなぁって思ったりします。

 

他に雨漏りの原因として多いのは棟(屋根のてっぺん)部分ののし瓦の

下の瓦の不具合や瓦のズレ、谷の銅板に穴が空いてたり、先日のブログに

も挙げた左官工事の不備やったり。

 

瓦以外の要因としては窓のサッシ部分のシーリングが劣化したりと

実に様々な原因があります。

 

これだけいろいろな要因があるのに、ここ数日で雨漏り調査に行った

現場での原因は瓦の割れが8割でした。

これだけ同じ要因の雨漏りが違う場所で重なるのってめちゃくちゃ

珍しいです。

瓦が割れる原因として一番多いのは、瓦を留めている釘が錆で膨張して

釘穴から引き割ってしまう現象です。

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40年くらい前の住宅でよく使われている亜鉛メッキ釘を使っている

物件はほぼ100%起こっています。

厄介なのは割れている瓦だけ交換してもすぐに他の瓦が同じように

割れてしまう事です。

なので修理する時にはクラックが入ってるものも交換しないと

いけません。

他にも瓦と瓦が重なっている部分で目視しにくいところが割れている

場合に見落としやすいのも厄介です。

雨水が流れる方向に対して垂直に割れているので、雨漏りの被害が

大きくなってしまいます。

場合によっては100枚以上の交換になってしまうので、お客さんに

びっくりされます。

 

また大きな台風が来るみたいで、雨も風も心配やけど工事していない

ところでは何も手出しできないのでなんとか無事に通り過ぎてくれる

ように祈るのみです。