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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

本当は大事な地鎮祭や上棟式。最近見なくなりました。

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
何やら気管支に不穏な気配を感じてるので、しっかり養生して悪化しな
いようにしないとこれから忘年会シーズンに突入するので大変です。

 

地鎮祭の写真が出てきて思い出しました。

 

先日写真の整理をしていたら母家を新築した時の写真が出てきました。

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当時私は中学2年生で、親父がちょうど今の私の年齢でした。
「親父若いなぁ。」とか「中学生の時の俺、細!」とかいろいろ思いな
がら、今って新築の時は地鎮祭するんかな?ってふと思いました。
今の新築事情ってほとんど建売になってしまっているので、地鎮祭をし
てもその家に住む人が参加する事って少ないのかもしれません。
上棟式に至ってはほぼやらなくなっていますね。

 

祭礼をやる意味が伝わっていないのかな?

 

地鎮祭上棟式も工事の安全と建物の無事を祈る儀式で地鎮祭は施主と
施工業者(大工さん)が、上棟式は大工さんがやる事が多いですね。
会社に戻ってきたばかりの頃はまだ新築も多くて、上棟したその日の間
にルーフィング(下葺き材)を施工しに行くと仕事を終えた大工さんが
上棟式の準備をしながら待ってくれていたり、お祝いの品を頂いたりし
た事が結構あったんですが、今ではそんな事は全くなくなりました。
特に大手メーカーでは大工さんがそういう事をやる時間すら非効率と考
えているように感じます。
現場監督がいれば安全管理は大丈夫って思われてるんかな?
こういう儀式は安全を祈願する事も大事やけど、それに加えて施主さん
の思い出を作る演出やったんじゃないかなぁって思うんです。

 

自分の家が出来ていく過程を現場を間近で見るのが楽しかったんです。

 

今は安全のためにも工事現場を施主さんが自由に歩き回るって事がなく
なってきましたが、仕事をしている職人さんとコミュニケーションをと
る事によって職人さんの側でも施主さんの「想い」を感じとる事が出来
ると思うし、それでしっかり気持ちの入った仕事が出来るようになると
思うんです。そういう現場に当たった職人さんは仕事の質が変わります。
仕事が人を育てる。そういう仕事を増やしていきたいなぁ。