姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

好きやからこそ辛口になってしまいます。友人たちと演劇談義してきました。

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
今日は関東から友人が来阪していて、1年半ぶりに会うので飲みに行こう
って事になったので、忘年会兼ねて男3人でワイワイと話込んできました。

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年齢も住んでる地域も違うけど趣味で繋がった友人たちです。

 

知り合ったのは7年前、演劇集団キャラメルボックスの公演の後に仲間達
と食事に行った時でした。
仲間と言っても私自身は誰とも面識がなくて、楽しそうなグループやから
仲間に入りたいなぁって参加し始めた頃です。
比較的女性が多い中で気軽に話せる男性陣やったのでかなりホッとしてた
のはここだけの話。(笑)
関東在住の人が結構頻繁に関西に遠征に来ていて、年に2~3回くらいの
ペースで劇場やその他の場所でも会っていたんですが、それぞれの環境が
変わってしまい、3人で揃ったのは実は3年ぶりくらいです。
会うと演劇の話でついつい話し込んでしまうんですが、今回は公演の内容
というよりも最近の劇団の運営方針(?)にまで話が飛躍しました。
どうしても辛口な意見が出てくるのはそれだけ好きやからかなぁ。
でもお客さんが好きでいてくれる事に甘えていたらどこまでも自分本位な
サービスしか提供できなくなって、結果的にお客さんが離れてしまうから
気を付けないといけないなって気付かされました。

 

作り手がどれだけ楽しんでいるのかって分かりますよね。

 

最近の公演のお知らせとかを見ていると作り手側があまり楽しそうじゃな
いのに、「こんな楽しい事をやりますよ!!」って発信されてて違和感を
感じる事があるんです。
全く楽しくないわけじゃない。むしろ公演の内容としては楽しいと思える
ものが多いんですが、プラスαの部分がなくてリピートしようと思えなく
なっています。数年前までは1回の公演で2回とか3回とか観る事も少な
くなかったんですが、最近は無理して何回も観なくていいやって気分です。
劇団の事は応援したいけど、応援させてもらえない。そんな状態が続いて
いるので、仲間うちで集まるとそういう話題になる事も増えてきました。

 

経営だけに視点が行くと楽しくない?

 

経済が冷え込むと一番に財布の紐が固くなるのがエンターテインメント部
門やって聞いた事があるけど、作り手側がそれを意識してしまうとお客さ
んが離れていってしまうと思います。
ファンになってもらうって普通の仕事ではなかなか難しい事やと思うけど、
エンターテインメントの世界ではそもそもファンになってもらわないと成
り立たないところがあるから一番難しいところは基本的にクリア出来てい
るはずなんですよね。それを自分から手放してしまうような事をやってる
のがとてももどかしい。
私たちファンの思う通りにするのでもファンを置き去りにするのでもなく
やっぱりプロは凄いなぁって唸らせられるようなモノを作って欲しいなぁ。