姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

神様の祀り方。宗教としてではなく生活の一部として。

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
今日は毎月の経営者の異業種交流会、一八会の新年例会と新年会
でさっき帰ってきました。今年最初の新年会です。

 

事務所に神棚を設置しました。

 

子供の頃の記憶を辿るとどこの家に行っても神棚があったような
気がします。そしてお店にも必ずありました。
今は神棚がある家って少ないですよね。仏壇も同様です。
今まで会社の事務所には神棚がありませんでした。会長が社長の
時に事務所を建て替えたんですが、家に神棚があるから事務所は
いいかって事が理由やったんです。
事業承継して私が社長になっても結婚するまでは両親と同居して
た事もありそのままにしていたんですが、結婚して敷地内とはい
え別の建物に住むようになってからは毎年の新春安全祈願で頂い
たお札をお祀りするのを事務所にしたんですが、神棚がなかった
ので壁に紐でぶら下げる形になっていたんです。
それで今年の正月に思い切って神棚を設置しました。

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日本独特の宗教観です。

 

神棚を作ってお祀りする事って口の悪い人は「宗教かぶれ」って
言いそうですが、そういう感覚って日本独特ですよね。
キリスト教圏やイスラム教圏ではありえない考え方やと思います。
日本がどんな宗教も受け入れてきたから生まれた独自の価値観で
はあるんですが、信仰ってかぶれるものじゃないと思うんです。
特に熱心な仏教徒でも神道信者でもないんですが、家族や先祖の
命日には仏壇に手を合わせるし、神社に行った時には柏手打って
お詣りします。一つの価値観だけに頼らずに道徳観を育てられる
のは日本だけな気がします。

 

毎日のルーティーンとして生活の一部にしていきます。

 

今まで朝は出勤前に母家に行って仏壇に手を合わせてから出勤し
ていたんですが、今年からは出勤したら神棚でお参りするのを新
しいルーティーンにします。
まずはルーティーンやけど最終的には生活の一部にして、自分の
後も続いていくようにしないとですね。
どれだけ生活が便利になっても変わらずに残していく文化やと思
います。
そしてそれが仕事にも繋がっていくんやと思います。