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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

仲間がいると心強いですね。技能検定を受験する仲間の激励に行ってきました。

こんばんは。
姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
今日は満月ですね。運転してたらあちこちで交通事故が発生して
いてかなり渋滞していました。
会社に着いてから空を見上げて満月に気付いたんですが、何事も
なく帰ってこれて良かったです。満月に気付くのが遅かったなぁ。

 

技能検定を受検しようって意識が大事です。

 

今月末にかわらぶき技能士資格の技能検定が開催されます。今年
は組合青年部の仲間から2名が受検するそうで、検定に向けての
練習会を何度かやっています。
今日は現場仕事の後に練習会をやっている会社に寄り道して練習
の様子を見てきました。自分が受検したのはちょっと前なので練
習の緊張感が懐かしかったです。

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普段の仕事では電動工具を使えば済む瓦を切る作業を検定ではハ
ンマーと鏨(たがね)を使って手作業で行います。
時代に合っていないっていう指摘もあるんですが、瓦の硬さや原
料の粘土の目の向きを見極めて鏨を使う技術は電動工具を使う時
でも基本となる部分なので、疎かにしてはいけないと個人的には
思っています。

 

時間制限ギリギリの作業をいかに効率よく進めるかが勝負です。

 

当然ですが検定では作業時間が決められています。その中で定め
られた仕様に従って架台に瓦を施工していくんですが、実際の現
場では採用されないような手順でやらないと効率が悪くて時間を
ロスしてしまうような場面がよくあります。
自分が受検した時にも最初は現場でやっているようにやって制限
時間をオーバーしてしまって焦りましたが、どうしたら効率よく
作業を進められるかを考える訓練をするためかな?って思います。
そういう時に一緒に受検する仲間が居て、練習も一緒に出来ると
いうのはめちゃくちゃ心強いですね。
私は2級の時も1級の時も練習は1人やったので心細かったのを
覚えています。
相談しながら苦手な所を繰り返し練習しているのを見ているとち
ょっと羨ましいですね。

 

資格はお客さんの安心材料になります。

 

技能士の資格は実は建築の現場ではあまり重要視されていません。
持っていなくても作業は出来るし特に困る事はないんです。
でも厚生労働省が「専門分野の技術者ですよ」って認める資格な
ので持っている事をお客さん(施主さん)に伝えると思いの外喜
んで頂ける事があり、びっくりした事があります。
大手住宅メーカーの中には技能士の資格を持っていると報告して
も「それはいらない」って言う会社があると聞いた事があります。
技能士の資格を持っている人は一日の日当(給料)が高いのでそ
んな人よりは何も資格を持っていない日当の安い人を連れて来て
安く仕事を仕上げろって事らしいです。
仕事を安く仕上げても雑やったり手抜きやったりしたら困るのは
お客さんやのにとにかく安くしておいたらお客さんは喜ぶって考
えの会社なんですね。
今でも十分二極化が進んでいますが、これからは更にそれに拍車
がかかってしまうんじゃないかなぁって思っています。
私は「いい仕事」でしっかり利益を頂いて長く付き合っていける
会社を作っていこうと思います。