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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

有名な建築家は建築士ではなかった?ヴォーリズの物語を読みました。

雑記

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
加古川駅みどりの窓口の出入り口に「今日はなんの日?」って
いう看板が出ています。
私自身が通りかかる事は少ないんですが、嫁さんが仕事で通りか
かる事が多く、よく夫婦の話題に上ります。
今日は「118番の日」だそうです。海での事故の時に海上保安
庁へ通報する番号が「118」で、その周知をするために記念日
にしたそうです。

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「屋根をかける人」を読みました。

 

先日本屋さんで見かけて「屋根」という言葉に惹かれて「屋根を
かける人」という小説を買いました。もちろん買う前にある程度
中身は確認するので読む前にW・M・ヴォーリズの物語やってい
う事は分かっていましたが、改めて考えてみるとヴォーリズって
名前と残っている建築物に関しては知っていてもヴォーリズ本人
の事はあまり知らない事に思い至りました。
著者は門井慶喜さんといって、万城目学さんと一緒に「近代建築
デラックス」という本を出版された方です。他にも「家康江戸を
建てる」なんて本も出されています。
内容はヴォーリズの生涯についての物語なんですが、本当に知ら
なかった事ばかりで驚きました。

 

とてもたくさんの建築物を残しています。

 

ヴォーリズといえばある程度建築を勉強していたら必ずと言って
いいくらい聞く名前なんです。
その生涯で1500件以上の建物を設計したそうですが、今でも
滋賀県を中心にたくさんの建物が残されていて文化財などに指定
されています。
そんなにたくさんの建築物の設計に関わったヴォーリズですが、
元々は英語教師として来日していて、建築士の資格は持っていま
せんでした。
更にメンソレータムの日本での輸入販売を始めたのもヴォーリズ
で、「青い目の近江商人」と呼ばれました。
建築の仕事をしながらきちんと商売をするという感覚は現在でも
なかなか難しいのに100年前の日本でそれを実践していたとい
う事が衝撃でした。

 

実際にヴォーリズの建物を見た事があります。

 

滋賀県の醒ヶ井という所にある旧醒ヶ井郵便局舎を3年ほど前に
見た事があります。その時もヴォーリズの設計って事を知ってい
ましたが、ヴォーリズ自信の事を詳しく知っていたわけでもなく
その名前と建物が持つ雰囲気だけで知ったつもりになっていた事
を思い出してもったいない事したなぁって思います。

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醒ヶ井は昔ながらの街道筋の町並みがとても綺麗に残っていて、
こんなとこに住みたい!って思った場所です。
古いっていうだけで良いって言うつもりはありませんが、今建て
られている最新の建築物よりも100年前に建てられたものに魅
力を感じてしまうのはその建物が重ねてきた時間を感じられるか
らなんかな?
ヴォーリズの作品には洋風のものが多いけど、建てたのは当時の
日本の大工さんなので和風と洋風が混在しているのもいいなぁっ
て思う要因なのかもしれません。