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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

四月一日と書いて「ワタヌキ」と読む。暦は過去のデータの蓄積です。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
世間では年度始まりの日ですね。当社は12月末決算なのであま
り関係ないんですが、社会全体がなんとなく浮足立ってるように
感じます。そんな中、釘やビス、下葺き材などの副資材を扱って
いる業者さんの展示会に招待されて行ってきました。
兵庫県内だけでなく隣県からも同業者の方々が来られていてとて
も盛況でした。

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暦と生活が直結していた事がよく分かりますね。

 

今日の日付を漢字で書く苗字があるってご存知ですか??少し前
に漫画の主人公の名前になってた事もあったので知ってる方もい
らっしゃるかもしれません。
四月一日と書いて「ワタヌキ」って読む苗字があるんです。これ
は寒い冬を越して暖かくなってくる頃に着物に詰めていた綿を抜
いたのが旧暦の4月1日やった事からこんな読み方になったとの
事です。
知らなければ全く読めないですよね。昔は天気のデータの蓄積や
分析なんてしてなかったので経験則と暦を直結させて忘れないよ
うにしていたようです。

 

季節の移り変わりやその時期の天気の傾向が暦で分かります。

 

今のグレゴリオ暦のカレンダーだけでは分からないけど、旧暦が
併記されているカレンダーをきちんと読み解くと天気の傾向や気
温の変動なんかがなんとなく分かります。
夏至冬至春分秋分などの二十四節気は正確に地球の自転や
天体の運行が解明されていなかった頃から経験則で整備されてい
って成立したそうなんですが、今でも通用するんじゃないかなぁ
って思います。
現代のようにスーパーコンピューターがない時代にデータを蓄積
して経験則と合わせて暦を作った人は本当にスゴイですね。

 

当たり前ですが地域によって暦は変わります。

 

江戸時代までは日本の暦は中国から輸入した計算方法で計算され
ていたので、実際の日本の気候とはズレがあったようです。
天体の見え方が中国と日本で違うのが原因やったようで、それに
気付いたのが江戸時代の碁打ち渋川春海です。
冲方丁著「天地明察」を読むまでそんな人が居るなんて全く知ら
なかったんですが、今でいう碁のプロ棋士やのに算術に優れてい
て天体の運行を計算して日本独自の暦を作ったそうです。
この「天地明察」、映画にもなっていて星空の映像がとても綺麗
やったのもあって原作ともども映像作品も大好きなんです。
江戸時代にも理系の人が居たんやなぁって嬉しくなりました。
これから暖かくなってきて夜、外に出ても寒くなくなってくるの
で、また天体観測してみようかなぁって思います。