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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

天井が濡れてなくても雨漏りしてる場合もあるんです。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先月火入れ式をさせて頂いた現場の屋根工事がやっと完了しまし
た。3月末から4月にかけてちょっと天気が安定してなくて後ち
ょっとで完工ってところで足止めされたりしてましたが、なんと
か完了出来て良かったです。屋根面が大きいので瓦が映えて綺麗
でした。

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雨が続くと雨漏り調査の依頼が増えます。

 

当然ですが、雨降りが続くと雨漏り調査の依頼が増えます。長雨
で屋根に「雨の道」が出来てしまって雨漏りに繋がるんです。こ
れは道が出来る前にはちょっと強い雨でも雨漏りしなかったのに
一度道が出来てしまうとほんの少しの雨でも雨漏りに繋がってし
まうやっかいなものです。
風が強い高台に建っている住宅にに多いんですが、雨漏りしてる
事に気付いていない方が結構多いんです。
「今まで雨漏りしてなかったんやけど、こないだの雨で・・・。」
とお客さんは仰るんですが、屋根に上がって雨漏りの痕跡を調べ
ると1年や2年どころではない雨の入り方をしている事が比較的
多いんです。

 

音や天井の染みだけが雨漏りではないんです。

 

部屋内に雨が入ってないから気付いてないだけやったり、普段使
っていない部屋の雨漏りで気付いてなかったりって事が多いんで
すが、修理を依頼される時には必ずと言っていいほど、「こない
だの雨で」って言われます。
屋根には勾配が付いている事が多いので、その勾配に沿って雨が
流れて滴が落ちなければ天井に染みが出来る事もないし、音がす
る事もないんですね。部屋の天井と壁の境目のあたりの場合、影
になりやすいので気付かないうちに雨が入って、それが渇いてし
まうと、そのつもりでじっくり確認しないと分からないくらい目
立たなくなってしまうんです。
春の長雨や梅雨の時期はそういう意味では屋根の水仕舞の確認を
するチャンスかもしれません。

 

音がするけど雨漏りじゃない場合もあります。

 

逆に「ポタンポタン」って音がしていても雨漏りではないって場
合もあるんです。部屋内に引き入れているテレビのアンテナ線や
電話線、電気の線などを伝った滴が落ちた先に「霧除け」という
小さい庇があるとびっくりするくらい大きく響きます。
何度か雨漏りの音がするって呼ばれて行った時にどれだけ調べて
も雨が入った形跡がなくて、雨の中屋根の上に上がって確認して
も雨漏りしてないって事がありました。その音の原因が霧除けや
ったんです。
一度そういう経験をしておくと相談があった時にいろいろな可能
性を考える事が出来るので仕事の精度が上がって行きます。
お客さんに「すごいねぇ。さすが専門家」って言ってもらえた時
にはめっちゃ嬉しくなるんですよねぇ。
修理が終わった後に雨漏りしてないか確認できるまではドキドキ
ですが。
新築や葺き替えで新しい瓦を施工するだけが仕事じゃないんやっ
て改めて感じました。