姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

マイナンバーで本当に便利になるんかなぁ?

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
雨の日は現場での仕事がないので普段なかなかできない事務所のデスク回りの片付けをしてみました。びっくりするくらいすっきりして明日からの仕事が捗りそうです。

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役所を梯子してきました。

 

新入社員が入って2週間が経ちました。まだ試用期間ではあるんですが、雇用するにあたっての手続きで苦戦しています。
未成年で運転免許も持っていないので本人の身分証明書が全くない状態での手続きで社会保険事務所やら市役所やらハローワークやらを梯子しないといけない状態です。
マイナンバーでいろいろな番号が紐づけされて手続きが簡略化されるというような話も聞いた気がしますが、今のところそんな事は全くありませんね。
むしろマイナンバーがないと手続きを受け付けてもらえなくて保険関係の手続きが滞ってる状況です。
元々管轄が全く違う役所の手続きであちこち走り回るのなら分からん話でもないんですが、「雇用保険」や「社会保険」「厚生年金」って元締めは厚生労働省のはずやのに、なんであんなにあちこちに建物が散らばってるんでしょう?それとも姫路市だけかな?社会保険事務所ハローワークが別になってるの。
3回くらい役所巡りをして、今日やっと社会保険と厚生年金の手続きが終わりました。
個人情報の保護って意識が強すぎて本人がいかないと何も出来ない場合もあるのに本人が行っても本人確認書類がないと本人って認めてもらえなかったりと矛盾だらけです。
書類に頼るんじゃなく手続きを簡略にして窓口を担当する職員さんがちゃんと申請する人の事を見ていればそうそう不正やミスが起こるわけないと思います。
今のやり方じゃ、ミスや不正があった時に原因を調べるってなった時にはとても有効やけど、仕事が増えすぎてミスを誘発するんじゃないかって感じます。

 

中小企業ほど縁が薄いから苦情も出ない?

 

今回、久し振りに若手が入社したのと、ちょうど社労士の先生との契約を見直した時期が重なった事もあって、出来る手続きは自分たちでやってみようと思ったのが今回のバタバタの主要因やったりします。当社のような零細企業では毎年新入社員がいるわけではないのでこういう役所巡りも数年に1回程度あればいい方なので手続きの煩雑さが苦情にならないのかもしれません。
毎年採用がある会社はだいたい社労士の先生が手続きしてしまうみたいですしね。
役所に手続きに行ってみても社労士の先生らしき人はあまり見かけなくて、みんな私と同じように中小零細企業の人が自分で手続きしようとしてる感じです。

 

マイナンバーって実際のとこどうなんでしょう?

 

制度がスタートしてからクローズアップされるのは個人情報保護法が厳しくなったとか詐欺の標的になってるとか税務関係がややこしくなるとかで実際にマイナンバーがどんなものなのかまだまだ分からない事ばっかりです。
せっかく導入した制度なんやからもっとしっかりと運用してみんなが積極的に使おうって思うようなものにして欲しいですね。