姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

言われて嬉しいのは「すみません」よりも「ありがとう」です。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日は謎の偏頭痛で気分が悪くなり一八会の例会後の懇親会が楽しめませんでした。今日もまだ少し偏頭痛が残ってます。気圧の変化が原因かなぁ?

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「すみません」は万能やからついつい使ってしまいますね。

 

19歳の期待の新人君が入社して1ヵ月になろうとしています。彼は自己評価が低いためか何かあるとすぐに「すみません」って言うんですよね。昼ご飯をご馳走しても「すみません」、朝少し出勤が遅れても「すみません」、現場まで送っていっても「すみません」って調子です。
日本語って同じ意味で複数の言葉があるし、逆に1つの言葉に色んな意味を持たせる事が出来るので便利といえば便利です。特に「すみません」にはいろんな意味を持たせる事が出来るので便利で私もついつい多用してしまいがちなんですが、言われる立場になってみると「すみません」ばっかり言われてると微妙な気分になります。

 

感謝を伝える時には「ありがとう」謝る時には「ごめんなさい」

 

新人君があんまり「すみません」を連発するので「そこは「すみません」って言うとこじゃなく「ありがとう」って言うとこやで」ってついつい小言を言ってしまいました。
「すみません」には「ありがとう」って意味もあるし「ごめんなさい」って意味や「ごめんください」って意味もあるし「ちょっといいですか?」って意味もあります。1つの単語にこれだけの意味を持たせる事が出来る言語は世界広しといえども日本語だけやと思います。
でもたまに使う分にはそれでいいかもやけど、やっぱり感謝を伝える時には「ありがとう」って言われた方が嬉しいし謝る時には「ごめんなさい」って言われる方がいいですね。

 

語彙が少ないのは本を読まないから?

 

読書離れが進んでるって話はよく聞きますが、それと語彙が少ない人が増えてるのとは無関係ではないと思います。自分が思った事、感じた事を表現する時に「ヤバい!」しか出てこないのはその感情を表現する言葉を知らないからなんですよね。
なんでも「ヤバい」で表現出来るのは簡単で便利やけど、本当に自分が伝えたい事象や感情がきちんと伝わらないのは物凄いストレスになると思います。
言われて嬉しい言葉、心地よい言葉を使えるように気を付けないとなぁって新人君と話をしながら思った1日でした。