姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

知られていないけど面白いスポットってたくさんありますね。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
めちゃくちゃ久し振りに雨が降りました。ちょっと好天が続き過ぎていて畑の作物は水不足になりかけてたようなのでちょうどいいお湿りといえばそうなんですが、仕事的にはもう1日か2日ほど待って欲しかったです。

 

ものづくり大学校には体験館があります。

 

今日は今月2度目のものづくり体験学習でした。兵庫県立ものづくり大学校の中にあるものづくり体験館という所で県内の中学生にいろいろな職種の職人さんがものづくりを教えるという企画です。たくさんの「ひょうごの匠」が集結して未来の職人候補たちにものづくりの楽しさを教えています。
そのものづくり体験館ですが、兵庫が誇る多彩なものづくりを展示するスペースがあります。そこにミニチュアですが「鉄人28号」があるんです。
鉄人28号と言えば神戸の長田に2009年に設置された実物大モニュメントがあるんですが、実はまだ1度も近くで見た事がありません。観光スポットは地元民は行かないって証明してしまっています。モニュメントがある長田区って遊びに行くには少し不便なんですよねぇ。特に何か施設があったりする訳でもないし。なのでリアルな鉄人28号が見れるのはちょっと貴重です。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20170524215921j:plain

長期の休みなどには体験講座もあります。

 

夏休みや冬休み、春休みなどには体験講座でいろんなものづくりを体験する事が出来ます。それを宿題として提出出来たりもするので結構人気の講座になっているようです。
基本的には講師陣はある程度現役を離れた職人さん達なんですが瓦葺き体験は全員現役で仕事をしているので流石に長期休みの体験講座には講師を派遣出来ていません。
瓦葺きの場合には他にも体験は出来てもその成果物は持って帰れる物ではないという問題があって今後の課題になっています。

 

地元でも知られていないスポットです。

 

このものづくり体験館、実は姫路市民にもあまり知られていません。中学生向けの体験学習をやっている関係で行った事ある人は知ってるけどものづくり大学校という施設がある事を知ってる人は居ても、そこで何をしているのかを知ってる人が少ないんですよね。体験館の1階はモノづくり展示スペースになっていて実物大の船のスクリューが展示されていたり、建物の屋根の部分の構造が分かるように建物が切り取られて展示されてたりしていてゆっくり見て回ると面白いんですが・・・。しかも展示スペースだけなら無料で見れるんです。
もったいないですよねぇ。連日大人気で長蛇の列ってなるのも困るのかもしれませんが。