姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

江戸時代の食生活は今よりも贅沢かもしれません。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日はあちこちの小学校で運動会やったみたいですね。小学校が近いので通りかかると賑やかでした。
天気はいいけど思ってたより暑くならなくてとてもいい気候で運動会日和でしたね。

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ドラマ「みをつくし料理帖」が面白い!!

 

NHKで今月から始まったドラマ「みをつくし料理帖」がとても面白くて毎週観ています。原作は高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズで全10巻ですが、もちろん全て読んでいます。
江戸時代の食文化の話をメインに大坂から江戸に出てきた主人公澪が蕎麦屋「つる家」でたくさんの人に助けられながら新しい料理を考えて江戸でも評判の店にしていくというあらすじですが、料理の描写がとても美味しそうで、夜中に読んでると何か食べたくなるシリーズでした。
過去に他の局でもドラマ化はされているんですが、個人的には今回のNHKの映像化が一番好きです。

 

現代から考えると不便やけどだからこその工夫がすごいんです。

 

江戸時代が舞台なので冷蔵庫はもちろん、ガスコンロなどもなくて料理は現代では考えられないくらい手間のかかるものやけど、その不便さを逆手にとった料理などがたくさん出てくるんです。多分、味そのものは今の料理の方がはるかに上で作中に出てくる料理をそのまま再現したらそんなに感動するほど美味しいって思えないんじゃないかと思います。今では当たり前になっている調理技術や衛生管理などもまだ浸透していない時代の話なので、読みながら先が読める部分もあるんですが、今に続く技術がこの頃に確率したんかもって考えるのも楽しいですね。

 

旬のものを空腹の時に食べるのが一番美味しい。

 

空腹が最高の調味料というのはよく言われる事ですが、食材の旬を知って一番美味しい時期に食べるのも大事な事ですよね。
今では旬に関係なくほとんどの食材が年中手に入るので旬のものを食べるのってちょっとした贅沢です。
江戸時代には旬のもの以外の食材が手に入らないからいかにその食材を飽きられないように調理するかって工夫してるのが印象的でした。
いつでもどこでもそれなりの質のものが食べられる現代の食生活はとても有難いです。