姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

いろんな人からの期待が若い職人見習いの力になりますように。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
四国から関東甲信越地方まで一気に梅雨入りになりましたね。今日は梅雨らしい天気やったけど、明日には天気回復するそうなので現場進めていきたいと思います。

 

トライやるウィーク恒例の工場見学に行ってきました。

 

毎年トライやるウィークの期間中に生徒を連れて淡路島にある窯元さんに瓦の引き取りがてらで工場見学させてもらっています。
いつもは生徒2人なんですが、今年は1人だけやったので雨で現場仕事が休みになった新人も一緒に工場見学させて頂きました。
ちょうど昨日、現場で瓦揚げをした所やったので自分が触った瓦がどんな所で作られてるのかを見られたのは楽しかったみたいです。特に中学生の方は小学生の時に鯱つくりを経験していたので自分が作った鯱を焼いてもらった工場って事で興味津々で見学していました。

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窯元さんに新人を紹介したらとても喜ばれました。

 

元々は中学生だけ連れて行く予定やったのを急遽変更したので1人増えた事で先方さんに少し驚かれたんですが当社の新人ですって紹介したらとても喜んでもらえました。
なかなか若い人が入職してこない業界なので10代の若者が職人見習いになってくれたのがとても嬉しいんですよね。私も自分の会社じゃなくても10代が入ったら同じように喜んでしまうと思います。よく考えてみると10年以上、毎年見学をお願いしてるけど中学生ばっかりで新入社員を見学に連れてきた事ってなかったんですよね。

 

ちょっとの寄り道で思わぬ再会が出来ました。

 

工場見学の後にちょっと用事があって大栄窯業さんにお邪魔しました。2人を連れてGALLERY土坐に上がらせてもらうと先客があったんです。去年の瓦サミットの時にお会いした岡山の小野さんでした。1年以上ぶりやったんですが、Facebookでも交流してるのでめっちゃ久し振りって感じがしなかったのが不思議です。今日淡路に来られてるのは知ってたけどお会い出来るとは思ってなかったので嬉しかったです。
3人で瓦業界のこれからの話が盛り上がって中学生と新人君を少し置き去りにしてたのはここだけの話。
ここでも新人君はとても喜んでもらえました。この期待が彼のこれからの職人人生の力になりますように。