姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

思ってもみない資料を身近で見つけてしまいました。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
ここ最近丸っと一日現場に出ている事が多くて滞っていた事務作業をこなしました。現場にいると時間が経つのが早いけどパソコンに向かっている時も時間の経過は早いですね。

 

棚やデスクの書類整理って大事です。

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溜まっていた事務仕事をするに当たってまず一番にやらないといけなかったのがデスクの上の整理でした。一度目を通して処理した書類や資料が山積みになっていてちょっと大変な事になってました。
処分したりファイルしたりしながら片付けたらそれだけでも1時間くらい時間取られてしまいました。我ながら溜め過ぎです。そのまま書類作成やら何やらやってたんですが、自分の机の横にある棚にあるはずの資料を探している時に思わぬ発見をしました。私が産まれる前の当社の決算書が出てきたんです。ここ10年分くらいの決算書がそこにあるのは知ってたし、目を通した事もあるんですがまさかそんな古いものまで残っているとは思いませんでした。

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手書きの決算書に歴史を感じます。

 

一番古いもので昭和48年、第14期のものでした。私が産まれる4年前です。創業してから103年ですが会社組織になって今年で58期目になるので44年前のものですね。そこから抜けはあるものの10期分出てきました。
まだ製造業一本でやっていた当時のものです。それと合わせて祖父が書いた瓦の数量計算をしたノートも出てきました。まだパソコンもない時代に手計算で数量の拾い出しをしていたのを見ると今よりもずっと仕事に手間をかけていたんやなぁって実感できます。

 

効率は大事やけど1つの仕事に対する姿勢を忘れてはいけない。

 

古い決算書や数量計算ノートを見ると今がいかに便利で恵まれているかを思い知ります。それだけ丁寧にお客さんの事に思いを馳せて仕事をしていたのかなぁって小学生の頃に亡くなった祖父の事を思い出しました。
便利に、効率的に仕事をこなす事が大事で余計な手間は出来るだけかけないのがビジネスの秘訣って本もたまに見かけますが、「ビジネス」ではなく「仕事」をきちんとやっていく姿勢を見直さないとこれからの時代には通用しないのかもしれないと感じました。