姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

安全に工事をするために設備を整える事も大事です。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
梅雨の割に爽やかな天気が続いてましたが少し蒸し暑くなってきましたね。いよいよ梅雨本番になるのかな??

 

脚立の作業での事故が多いようです。

 

建築関係の労災事故というのはそもそもとても多いようです。その中でも脚立を使用した作業中の転倒事故は特に多いというデータがあります。
今使われている脚立は足を伸縮させる事が出来て、足元に段差があってもステップを平行に調整できるものが主流になっています。
この足を伸縮させる機構がついたものが出た時には画期的な脚立が出たなぁって思ったのを覚えてます。これでかなり事故は減ったはずやけど、それでも0にはなってないんですよね。
当社でも脚立の事故は経験があります。

 

設備の進化は安全に作業するために絶対に必要です。

 

先日取引先の資材屋さんが脚立や梯子のメーカーさんと同行で営業に来ました。何事かと思ったら新しい脚立を見て欲しいって言うんです。正直なところ脚立はそれなりの数を揃えているので別にいいかなぁって思いながらその新商品を見せてもらうと、転倒防止のために足が横に広がる脚立でした。
確かに足の幅が広がるとそれだけ転倒の危険性は低くなります。しかも足の伸縮機構も搭載されています。
試しに足を広げた状態で脚立に乗ってみて揺らしてみましたが安定感が今使っているのとは段違いです。

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事故を起こさないためにも出来るだけの努力はしないとです。

 

現場で作業する以上、常に事故の危険はありますが起こさないようにする努力をすれば減らす事は出来ます。もちろん理想は事故0なんですが。
会社として事故を起こさないように出来る事といえば職人さんに対しての安全教育などですが、脚立や梯子といった設備をしっかりと整備して安全なものを用意する事は一番簡単な事やと思います。いきなり全部を変えるほどの余裕はないけど、少しずつでも設備を更新していく事で安全性を上げていけたらと思います。