姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

新築の家って関わる事は多くても完成後に入る事が少ないんです。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
週間予報を見てるといよいよ梅雨空になりそうな雰囲気ですね。仕事的には今週いっぱいくらいは頑張って欲しいところですが・・・。

 

自分の家を建てるような年齢になったようです。

 

昨日、同級生が新築した家の完成見学会をやっていたので少しお邪魔してみました。高専の同級生で同窓会組織である明石高専建築会でも一緒に活動している大久保君の家なんですが、設計事務所勤務だけあって、自分で設計したそうです。
入ってみてまずびっくりしたのが2階の床が一部簀子になっている事。外から1階を通って2階へと風通しが計算されていて、窓を開けるととてもいい風が家の中へ入ってきます。
他にも今年は同級生が家を建てたって話を何件か聞いていてすごいなぁって思っています。
そんな年齢になったと言えばそれまでなんですが・・・。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20170619211602j:plain

住宅の新築には比較的関わってる方やと思うんです。

 

大手ハウスメーカーの仕事はしていないけど、地元の工務店さんの仕事はいただいているので、施主さんと顔を合わすような新築の現場は比較的多い方なはずなんです。
でも仕事で関わった新築の現場って屋根工事が終わると通りかかってもなかなかじっくりとは見れないんですよね。工事が完了した後は特に。そして我々瓦屋が工事を完了して現場から離れる段階って、辛うじて外壁の下地が出来てるかどうかって進捗の事が多いので現場は外から見ても足場で囲われていて通りかかっただけでは全貌が見えないんですよね。
だから実は新築の住宅が完成した直後の状態ってあまり見る事がないんです。

 

新しい家は木のとてもいい匂いがしました。

 

最近の住宅は比較的新建材が多くて、無垢の木はごく一部にしか使われてない事が多いんですが、部屋の中にいるととてもいい木の匂いがしていました。
新しい家に入ると自分の家でもないのになんとなくウキウキしてしまうのは何ででしょうね??
私自身が自分の家を新築する事は流石にないと思うので新しい家の雰囲気を堪能した日でした。