姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

「モノ」より「思い出」って言葉を思い出した1日でした。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
学生時代に4年ほど姫路を離れただけでずっと姫路に住んでたのによく行ってた書店の隣のビルの地下にライブハウスや喫茶店が並ぶ「地下名店街」なるものがあった事に初めて気付きました。ビルの前で新規オープンしたかき氷屋さんの呼び込みのチラシをもらったのがきっかけなんですが、美味しいかき氷を食べながら知ってるつもりになってただけやって事をつくづく反省しました。

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無料の展覧会に滑り込みしてきました。

 

昨日は午後から姫路城の近くのギャラリーで石ノ森章太郎展があったので行ってきました。最終日で終了時間が早くなってるのに気づかず、到着したのが終了時間を2~3分過ぎた頃でもう入口は閉っていました。時間を勘違いしてた事にショックを受けながら「縁がなかったんかなぁ」なんて話ながら諦めて帰ろうとしたんです。入口近くには他にも家族連れが居て、小学校低学年くらいの子が「入られへんの?」って言ってるのをお母さんが宥めてて、同じように時間勘違いしてたんやなぁって思ってたら、中から人が出てきて、「片付けしてるところもありますがそれでもよかったらどうぞ」って招き入れて下さったんです。

 

とてもいい「思い出」になりました。

 

無料の展示やったし片付けしてる所にお客さんが入ってしまうと問題が起こる可能性も考えると型通りに「終了しました」って言われるのが当たり前やと思います。
実際、中に入ってみるといくつかの展示物は梱包する為にケースから出されていて見られなくなっていました。時間的にも駆け足に近い状態でゆっくり見て回れたわけではないんですが、それでも生の原稿など貴重なものを間近で見る事が出来ました。
きっと一緒に入れてもらったあの子にとっては正規の時間に入ってゆっくり見て回るよりもいい思い出になったと思います。

 

流行りの「モノ」に対しての熱が急激に冷めています。

 

テレビを見てるとよく「〇〇」が流行っています。って紹介を見かけます。昔からそういう「モノ」に対しての熱はあまり高くない方やったんですが最近は特に冷えた目で見るようになってしまいました。地方に住んでて都会で流行ってるって言われても実物がない事が多いってのも1つの理由ですが、何よりもテレビが売りたいものを取り上げて流行らせているように感じるからです。
facebookなどで生の情報を目にする事が多いから余計にそう感じるのかもしれません。
ちょっと前のCMで言ってた「「モノ」より「思い出」」って言葉を実感として感じています。