姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

日常生活があって当たり前と思ってはいけないと再認識しました。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風、来てますね。かなり迷走してたので大陸の方に行ってくれるかなぁ?って思ってたのに見事に進路変更して今の所見事に直撃コースに入ってます。進路上にお住まいの方はくれぐれもご用心くださいね。

 

体感型防災アトラクションというのに参加してみました。

 

明日西日本に接近、上陸する台風を含めて最近は年に1回くらいのペースでかなり大きな災害が発生しているような気がします。私が子供の頃と言えば地震もほとんどなく、雨風も警報が出るのが年に2~3回程度やった気がするんですがここ数年は雨が降り出すとすぐに警報が出ています。
被害を減らすために警報の基準が変わったのかもしれませんが、それにしても警報の出る数が多いですよね。
そんな中、姫路で開催中で日本初やという「体感型防災アトラクション」なるものに参加してきました。

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謎解きイベントとしてはちょっと簡単です。

 

メインは謎解きをしながら防災の知識を確認していくというもので謎解きの難易度としてはとても易しいものやったけど、知ってるつもりで勘違いしてる事とか近年になって加わった新常識なども知る事が出来て楽しかったです。
詳しい内容を書いてしまうとネタバレになるので書けませんが参加者は小学生くらいの家族連れが多かったので、あまり難易度を上げてしまうわけにはいかないのかもしれませんし、目的として防災の知識を確認してもらうというものがある為に難易度を上げて謎解きに集中してしまうと肝心の伝えたい事が伝わらないので難易度が低めに設定してあったんじゃないかな?って思います。
なんせ制限時間30分あるのに15分ほどで脱出成功出来てしまったんです。普段参加してる脱出ゲームでは有り得ない事で我が事ながらちょっとびっくりしてしまいました。

 

「便利は退化、不便は進化」に納得です。

 

謎解きの解説をしてくれた運営の方は阪神淡路大震災を経験された方でした。そして福島県から中学生が東日本大震災の体験談を話してくれるコーナーがあったんですが、笑顔で話してる内容が生々しくて怖いって思いました。
その謎の解説の中で「「便利は退化、不便は進化」です。」という言葉がありました。普段何気なく過ごしてる日常生活はあって当たり前のものではないのでたまには自分からちょっと不便を経験しておく方がいざという時に役に立つって話の中で出てきたんですが、本当にその通りやと思います。
便利になり過ぎると逆に不便さを感じるようになるからちょっと不便なくらいがちょうどいい。不便さを解消するためにいろいろと創意工夫を重ねるからです。
南海・東南海の地震がいつ来てもおかしくなって言われだして早20年。「いざ」って時に備えておかないとですね。