姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

予習と復習が大事なのは勉強も経営も同じです。

こんばんは。


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日も今日も蒸し暑かったですねぇ。お米の乾燥機が家の前で稼働してるせいで窓が開けられなくて夜でも部屋の中が蒸し風呂に近い状態になってます。
今はエアコンをドライで運転してるからいいけど、寝る時どうしようか悩み中です。

 

復習にばかり目が行きがちです。

 

親父から会社を引き継ぐ時に過去の決算書やら月次の試算表やらをちゃんと見るようにしないといけないと教えられました。
そして経営関係の勉強会に行くとまず重要視されるのが決算書の中の損益計算書や貸借対照表です。言わば会社の1年間の成績やこれまでの累積の成績が数字として表れてるのがこの2つなんですが、確かにこれを読めないと会社を経営していく事は難しいです。
決算書ってつまりは会社の過去の歴史であり学校の勉強で言えば決算書を見るというのは授業の復習に当たります。そうやって何が良かったのか何が悪かったのかという反省点などを洗い出してこれからの経営に繋げるのが大事なんですね。

 

予習は目に見えない事が多い?

 

それに対してこれから会社を運営していくに当たって必要な事であるとかどういう理念で仕事をしていくとかって事を考える事が予習ですね。これはすぐに目に見える形で成果が見えないので重要な事は分かっていても後回しにされやすいのではないかと思います。
決算書などの自社の過去の成績や外部の環境などから、これから先にどんな方針で仕事をするのか、何を大事にしていくのかという事を決めないと段々会社が迷走していきます。
この段々とって言うのが曲者で気付かないうちに少しずつズレていくので気が付いた時には大きなズレになってたりします。
まぁ、決算書をちゃんと見ていれば大きなズレにならないうちに修正出来るはずなんですが。

 

つまりどちらも大事なんですね。

 

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予習と復習、両方出来てやっといい成績が残せるのは勉強も同じですよね。会社の経営も同じやけど、経営の場合には予習というのがとても難しいんです。何故なら会社の予習にあたる部分は経営者の頭の中にしかないからです。
だからちゃんと自分の頭の中を整理してどういう理念や方針で会社を運営していくのかって事を自分で理解しておかないといけないんですが、これがなかなか難しい。
自分で分かってるだけじゃなく、従業員に分かる形で明文化しないといけないんです。
最近受講している「知的資産経営レポート作成セミナー」がまさにその明文化するための手法なんですが、自分の頭の中にこんな風にいろいろなアイデアや考えが詰まってるなんて思ってもみなかったってびっくりするくらい出てきます。今はまだ私の考えの整理だけですが、これから従業員を巻き込んで報告書の作成までこぎつけて行きます。