姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自分がどんな仕事をしているのか説明するのって意外と難しいです。

こんばんは。.


姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昼からの雨予報でしたが意外と降り出しが遅くて助かりました。もう少し遅くても良かったのになぁって贅沢な事を思いながらも天気には勝てないので現場は撤収です。

 

セミナーに参加する機会が増えてます。

 

先日まで参加していた知的資産経営レポート作成セミナーに誘って頂いた但陽信用金庫さんにまたまたお誘い頂いて昨日も夜にセミナーに参加してきました。
なかなか閉店した後の銀行さんに入る機会ってないのでちょっと貴重な体験って思いながら中に入ると会議室には60人くらい参加者がいました。その名も「バンバン!売れるセミナー」です。



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小売業や製造業と違って工事業は1軒のお客さんにリピートして頂くスパンがとても長いので一般的な「売り方」のセミナーでは当てはまらない事が多いんですが、セミナーの説明を聞いてみるとちょっと面白そうやったのと、今会社で取り組んでいる事にも関係してくる内容やった事から参加を決めました。
自分のスケジュールを見ると勉強会やらセミナーの予定が結構多くて自分でもちょっとびっくりです。日中に仕事をしてから出る事が多いので会社の方はなんとかなってるけど夜に出る事が多くなってるので嫁さんに申し訳ないですね。

 

なぜ今の仕事をしているのかって説明出来ますか?

 

そんなバンバン売れるセミナーですが、そこでどんな仕事をしてるか説明するというワークがありました。お客さんにどんな仕事を何故やっているのかきちんと伝える事が重要でそれを認識するにはまず自分が説明出来ないといけないんですね。
この作業、実は発信ミーティングでお世話になってるデジタル集客支援ラボの下澤さんとのミーティングの中でも繰り返しやっている作業です。
そのおかげで最近は比較的そういう事を考える時間が増えてきたんですが、以前はほとんど考えた事がなかったので「誰に」「どんな価値を伝えて」「どう感じてどういう行動をして欲しい」という3つを考えるのにめちゃくちゃ時間がかかっていました。
自分がなんで今の仕事をしているのか、どういう想いで仕事をしているのかをちゃんと把握しておかないとこの3つって出てこないんです。

 

簡潔にすると分かり難くなる事もあります。

 

例えば私の場合、「瓦屋です」って言うと一番に思われるのは「瓦を作ってる人?」です。名刺を出しても「瓦を作っているんですか?」と聞かれる事がよくありました。
次に「瓦工事店です」って言うと「瓦以外の材料は扱ってないの?」って聞かれます。逆に「屋根工事店です」って言うと「和瓦は出来ないの?」って聞かれたりもします。
簡潔に表現する事が必ずしもいい事やとは限らないって事ですね。どういう言葉を使ってどう伝えればいいのか、お客さんの立場になって考えないと売り文句になってしまって逆にお客さんが離れてしまいます。
工事業の会社って職人さんあがりの社長が多いのでこういうのが一番苦手やったりするんですよね。でもこれからはこういう所をきちんと考えていくのが当たり前になっていくんですね。