姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

古代日本の中心地は謎がいっぱいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今朝はめちゃくちゃ寒かったですね。朝の段取りしている時間が一番寒かったので日中が余計に暑く感じました。
これからどんどん冷えていくので風邪ひかないように気を付けないとです。

 

出雲は古代日本の中心地です。

 

先日の一八会の研修旅行では宿泊が鳥取県皆生温泉で2日目に出雲大社に参拝してきました。前に出雲大社に行ったのが遷宮で拝殿にご神体を遷してあった時やったので4年ぶりかな?
今回は団体行動やったのであまりじっくりと周囲を散策する時間はなくメインどころを押さえながら軽く一回りしただけでしたが何回行っても新鮮で楽しいですね。
出雲地方は古代日本の中心と言ってもいい場所なので文化的にも産業的にもいろいろと面白いものがあります。今の出雲大社でも十分に大規模やと思うんですが、古代は今の倍くらいの大きさのお社があったらしく、それを示す柱の遺構も見つかっています。
現代でも建てようとすると物凄い時間と労力がかかるものを古代の日本人はどうやって建てていたのかなど謎が一杯です。

 

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製鉄技術があったから中心になれた?

 

出雲地方と言えば古代のたたら製鉄が有名です。この製鉄技術があったからこそ中心になり得たって説もあるくらいで、その技術があったから大和朝廷に国を奪われたとも言われています。
つい最近、古事記日本書紀に関する本を読んでいてまだいろんなエピソードが頭に残っていたので出雲大社を見て回るとその辺りの話が浮かんできて一人でニヤニヤしてました。
古事記日本書紀に出てくる神様って要は古代人なんですよねぇ。今でこそ神社に祀られてるけど、神様は大昔に実際に日本で生活していたって思うと妙に親近感がわいてきます。

 

神在月には少しだけ早かった・・・。

 

世間一般では旧暦の10月の事を神無月と言いますが、出雲地方だけは神在月と言うそうです。日本全国の神様が出雲に集合するので各地の神様がいなくなるので「神無月」で出雲だけ「神在月」です。
集まって何をしているのかというと、いろいろな「ご縁」をどう結ぶかって事を相談しているらしいんです。だから出雲大社は縁結びの神様として有名なんですね。
旧暦の神在月、今年は11月18日からのようで、その時期には本殿の周りの十九社の扉が開くそうです。残念ながら1週間くらい早かったようで扉が開いたところは見れませんでした。
山陰地方は近いようで遠いのでなかなか行く機会がないけど、またゆっくり回ってみようっと。