姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

何が問題なのかを根本的に間違ってる気がします。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
最近、何故か本葺きの仕事によく出会います。普通の桟瓦の仕事が少なくなっていると業界内では言われているのに、それよりも更に少ないはずの仕事を頂けるのはありがたい事です。

 

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歴史の教科書から人名が消えるかもと言う報道がありました。

 

先日から少しニュースになっていますが、中学校・高校の歴史の教科書から「坂本龍馬」や「武田信玄」などの歴史上の人物の名前が消えてしまうかもしれません。
何でも覚えないといけない用語が増えてしまった事で暗記がメインの詰込み型の受験勉強になってしまう事が問題になっているからだそうです。
私自身はあまり普通の受験勉強をしてこなかったんですが、歴史を暗記が必要な勉強やと思ったことがなかったのでちょっとびっくりしました。まぁ、歴史は好きやけど学生時代の歴史の成績はあまり良くなかったんですが。

 

歴史って物語であって数字や単語ではないんです。

 

学生時代の歴史のテストってやたらと年表と人物名ばっかり問われるテストやったような気がします。そういうのが受験勉強まで続いてるんやなぁって、ニュース見て思ったんですが、でも学校を出て社会人になってから歴史の事を知れば知るほど楽しくて、元々好きやった時代に繋がっている前後の時代の事まで知りたくなっていきました。
学校の授業では単語や年表などの数字を重要視してて人物同士の関係性やどういう事を考えていたのかとかどんな人物やったのかはほとんどやりません。教える教師の趣味に合っていれば授業中の雑談として出てくるかもですが。
でも歴史に出てくる人たちって昔に生きていた「人間」なんですよね。どういう人物やったのかって事を知った方がその人が何をやったのかがより分かりやすいんじゃないかと思います。

 

日本人は自国の歴史を知らなさ過ぎる?

 

海外の人と話をすると自分の国の歴史はちゃんと覚えていて人に説明出来るって話を聞いた事があります。でも日本人って特定の時代が得意な人は居ても日本の歴史をざっくりと説明出来る人ってあまりいないように思います。
自国の歴史を説明出来ないのが当たり前になってる事自体が変やなぁって思うんですが、そんな話をしたら不思議そうな顔をされた事もあるので最近はあまり言わないようにしています。
他に覚えないといけない事がたくさんあるから歴史は覚えなくていいって意見もあるみたいですが、自分が住んでいる国の事を知るのって言葉を覚えるのと同じくらい大事な事やと思います。
もっと楽しめば暗記なんてしなくても自然と覚えられるのになぁ。