姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

日々の感謝を形にするのって大事な事です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日は「いい夫婦」(11月22日)、今日は「いい文」(11月23日)です。いい夫婦の日はあちこちで夫婦で行くとサービスを受けられるイベントをやってましたね。うちも仕事終わりにスーパー銭湯に行ってきました。大きな湯船につかってのんびりすると気持ちもゆったりになってリフレッシュ出来ますね。そして今日は友人がやっている「ゆるり書」の展示会に行ってみました。古民家を回収したカフェでやっていてサイフォンで淹れるコーヒーが美味しかったです。
年賀状作成のワークショップなんかもやっててちょっと面白そうでした。メールやラインばっかりやけどたまには手書きの手紙も面白いかもですね。

 

新嘗祭に父が参列しました。

 

今日は姫路の播磨国総社「射楯兵主神社」にて新嘗祭が行われました。新嘗祭っていうのは簡単に言うと収穫祭の事で、そもそもは宮中行事ですが、戦後になって全国各地の神社でも執り行われるようになったそうです。
収穫祭と言う事で今年穫れた新米を奉納した人の中から代表で何人かが神職さんと一緒に礼拝するようなんですが、その代表に何故か父が選ばれたらしく、数日前からそわそわしていましたが、なんとか本番は乗り切れたようです。
裃に袴なんて着る機会ほぼないのでいろんな角度から写真撮っておきました。

 

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ご飯が食べられるのは当たり前って実は幸せです。

 

今の日本は余程特殊な環境でない限りはご飯を食べられるのが当たり前になっています。それはとても幸せな事ですが、物が豊かになり過ぎててその幸せを感じる機会があまりないように思うんです。
うちでは父が米作りをしていて昔はよく手伝っていたのでその大変さはよく分かります。新米を食べられる今の時期にはちょうどいろいろな秋の味覚が旬を迎えて正に「実りの秋」になっているので、新嘗祭の意味がよく分かるんですが、職人と同じく農家をやる人も年々減ってるようです。
お金を出せばご飯が食べられるって思ってる人はわざわざ農業をしようって思わないんでしょうねぇ。

 

感謝を形にするのがお祭りやと思います。

 

毎日ご飯が食べられる事に対してずっと意識を持ち続けるのは難しいかもしれませんが、年に1回くらいはその事に関して感謝する日があってもいいなぁって新嘗祭を見て思いました。実際には10月の秋祭りも収穫にたいする感謝の行事のはずやけど、姫路近辺では大騒ぎ出来る日っていう認識の人が少なくないんですよね。
毎日の「いただきます」や「ごちそうさまでした」の意味を少し考えなおした1日でした。