姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

資格を取る事がゴールじゃなくて、取得した後に何をするかが大事ですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
日暮れ前、現場で仕事をしてる時にちょっと目を引くニュースが飛び込んできました。将棋の羽生名人が永世7冠を達成との事です。将棋は駒の動かし方を知ってる程度で全然強くはないけど勝負の場の緊張感を見てるのは好きです。天才って言われて研究されながらも勝ち続けるってホンマに凄い事です。

 

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いろいろな人と関わっていかないと成長出来ない。

 

先日、今期のヘリテージマネージャー講習を受けている友人から提出期限が迫っている課題についてアドバイスを求められていろいろと話をしました。自分の講習を受けている間はとにかく講習を終える事で頭の中がいっぱいになっていた事を思い出しながら、思いつく事をあれこれ話してたら「やっぱりすごいなぁ」って言われるんです。
そんなに大した事を言ってる訳じゃないのになぁって思ってたんですが、友人に言わせると視点が違うとの事です。
自分ではそんなに変わったつもりはないし、もっと凄い人達がたくさんいらっしゃるのを知ってるのであまり気にしてなかったんですが講習を受講していた当初からすると多少は成長出来てるんかな?
去年、所属している地区の世話人をやらして頂いた関係もあって、多少なりともバリバリ活動している方々と関わっている事が大きいんやと思います。

 

資格取得を目標にすると停滞する?

 

ヘリテージマネージャーに限らず、他の資格でも同じ事が言えると思うんですが、資格って取得する事を目標にしてしまうと達成した瞬間に成長が止まってしまうと思うんです。
瓦関係の資格として「1級かわらぶき技能士」「2級かわらぶき技能士」というものがあります。毎日瓦を施工する職人さんであれば比較的取得しやすいものなんですが、取得したから急に腕が上がるってものでもありません。むしろ検定試験を受講する過程で普段やってる作業を見直して精度を上げる事によって取得した後の方が腕は上がります。一つ一つの作業に対する意識が変わるんです。実際私も1級を取得した後に作業のスピードと精度が上がっていくのを感じました。
これが資格を取得する事を目標にしてしまうと合格出来た段階で満足してしまって、その後の成長が鈍くなります。

 

資格は活用してナンボです。

 

会社の代表になってからはなかなか資格を取得するための時間が取れていませんが、それでもいろいろと講習や研修を受けていろんな資格を取得しました。
その中できちんと活用出来ていない資格がいかに多いかって今更ながらに気付きました。せっかく取得したのにそれで満足してしまってるんですね。資格を活用する制度が出来ていないとかって言い訳して自分からは何もアクションを起こしてないんです。
他人がこんな風に使ってるって事例を見て真似するんじゃなく、自分がパイオニアになるつもりでいろんな事にチャレンジしないとせっかくの資格が無駄になります。どうせなら持ってる資格をフル活用していかないとですね。