姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

毎日の楽しみが食べる事だけという生活は大変。

こんばんは。

姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。

12月も2週目に入ると年明けの予定がぼちぼち決まってきます。

年末の仕事納めをいつにするのか、年始の初出をいつにするのかカレンダーと仕事の予定とにらめっこしながら決めないとです。

 

「金曜日はカレーの日

 

昔、カレールゥのCMで「日曜日はカレーの日」っていうキャッチフレーズがありました。ハウス食品のCMやったと思うんですが、大好きなカレーが毎週食べれるの?って喜んだのにカレーじゃなくてガッカリした記憶があります。

このフレーズ、元ネタは旧海軍のようです。艦船で長期の任務に就いて、三交代で勤務していると曜日感覚がなくなるので、毎週決まった曜日に同じメニューを出して曜日感覚を維持していたとの事で、その曜日が金曜日でメニューがカレーなんですね。

 

各艦船独自のレシピまであるそうです。

 

海上自衛隊では今でも金曜日はカレーの日だそうです。そしてそれぞれの艦船に専属の給養員(料理人)がいて、オリジナルのカレーのレシピがあって、隊内でカレーのコンテストまであるんだそうです。

なんでこんな事を知ってるかというと、元々自衛隊好きなのもありますが、先日、海上自衛隊阪神基地で護衛艦と潜水艦の見学会に参加する機会があったからなんです。

現役の自衛官カレーの日の真偽のほどを確かめたら間違いない事とコンテストの事を教えてもらいました。

見学会の後には実際に海上自衛隊カレーも(有料ですが)食べる事が出来てラッキーでした。

 


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航海中は食べる事が唯一の楽しみ。

 

航海に出てしまうと楽しみは食べる事だけになってしまうそうです。特に潜水艦勤務では太陽に当たる時間も極僅かな閉鎖空間の中でしかもめちゃくちゃ狭い艦内での生活なので、曜日感覚どころか時間の感覚さえなくなるくらい大変だそうです。

なので、美味しいご飯が食べられるかどうかがとても大事で、陸海空の自衛隊三隊の中でも海上自衛隊だけは料理の専門職を自前で育成するとの事でした。

機密もたくさんある艦船に一般の人を載せて何ヵ月も航海するわけにはいかないですもんねぇ。

いろいろ言われる事が多い自衛隊やけど、日々日本を守るために任務に就いている姿を見るともっと応援したくなります。