姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

自分の事を知るって大事やけど疎かにしがちですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
年末が近付くにつれて仕事のスケジュールが厳しくなっていくんですが、出来る事と出来ない事をしっかりと仕分けして1つずつ確実に終わらせていかないとですね。先日瓦降ろしした神社の能舞台の仕事も年明けには瓦葺きが始まるので、年内の仕事と並行して年初の仕事の段取りも始めないとです。

 

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自分が「こうありたい」って思う姿のイメージが大事。

 

引き寄せの法則」とよく言われますが、自分がどうなりたいのかって事を具体的にイメージする事が大事やって最近痛感する事が多くなってきました。会社の経営に関しても同じ事が言えるんですが、「こんな風な会社にしたい」ってイメージが出来ないままなんとなく仕事をしていると現状維持してるつもりでも少しずつ下り坂を下っていってしまいます。
でも毎日の仕事の中でそれを意識し続けるのって難しいんです。日々の仕事をこなしながら将来の事も考えるというのは2つの事を同時進行でやっていかないとなんですよね。例えば経費節減などは過去の数字を読み解いて無駄を省いていく作業なので、将来のためにってつもりでやっていても向いているのは過去の事なんです。
それでも会社の事を「こうなりたい」ってイメージするのは比較的容易やと思います。有名企業や同業他社など手本になる会社もたくさんあるし言葉にもしやすいです。
これが個人の事となると結構難しいんですよね。

 

「幸せ」を考えるには「不幸」を考えないとです。

 

何が幸せって考えた時に「給料が増える」とか「大きい家に住む」と言った物理的な面は目に見えるのでイメージしやすいけどそれで本当に幸せになれるの?って考えると、その条件に当てはまっていても幸せではない人もいるからです。
そう考えると幸せって何やろ?ってひと昔前のポン酢のCMのフレーズのような疑問が出てきます。「なんとなくこんな感じ」っていうイメージは出来ても具体的に自分の状態を考えると結構難しいんですよね。
そんな時になんとなく開いた積読の中の1冊に「不幸を知る事が幸せの鍵になる」って書いてありました。確かに自分がどういう状態やと不幸やって感じるのかは結構具体的にイメージ出来ます。それを逆に考えればいいっていうのは目から鱗が落ちる思いでした。

 

いい事も悪い事もあって当たり前です。

 

元々ずっといい事ばっかりあるわけがないっていうのが信条なんですが、それでも悪い事があったらそのイメージを引きずりやすい自覚はあります。それでも今なんとかやって行けるのは悪い事を反省材料に出来たからで、更にそのお陰でいい事にも気付く事が出来たからです。
いい事も悪い事も表裏一体。分かっていてもしんどい時にはなかなか開き直れません。経験上、開き直れたらめっちゃ楽になるのは分かっているのにどうしてもしがみついて軌道修正しようとしてしまうんですよねぇ。
現場で仕事をしてるといろいろな事を考える余裕がなくて、事務所に帰ってきてからあれこれ考えてストレス抱え込む事もあったけど、こんな事を考えられる程度には余裕が出てきたのかもしれません。今年も後2週間、油断せずに最後まで駆け抜けます。