姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

仕事をしているとご縁を感じる事があります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日は久しぶりに雨が降りましたね。クリスマス・イブに雪が降る事ってあまりないのに、雪のイメージがあるのはクリスマスソングの影響ですかね??日曜日に少し出掛けたらケーキ屋さんは駐車場に警備員を配置していました。年に1度の稼ぎ時みたいです。

 

同じような仕事が重なります。

 

私は毎日県内各地の現場を走り回って調査や見積もりをしていて、職人さんはある程度まとまった日数同じ現場に入るという仕事の形態になっているんですが、何故かある地区で1件仕事をすると全く関係ないところから同じ地区の仕事の依頼があって、続けて行く事になったりします。
現場で仕事をしているのを見て依頼があったというなら分かるんですが、お客さんに確認してみるとそこで仕事してる事はまったくご存知ない事がほとんどです。
また知ってはいてもそれで依頼しようと思ったとかではなく知り合いの所に頼んだらうちが来たって言われます。
現場の仕事を見てお願いしようと思ったと言われるのが一番やけど、仕事が頂けるだけでも有難いですね。

 

寒い時に北の方で、暑い時に南の方で仕事があります。

 

また、冬の寒い時期に雪が降るような山間部で大きな仕事があったり、めちゃくちゃ暑い時期に南の海の近くで仕事があったりして、逆やったらいいのにって職人さんが愚痴ったりもしています。兵庫県って南北に長くて海沿いと内陸の山間部ではかなり気候が違っていて、山間部では雪国か?って思うくらい雪が降るし、海沿いは南国か?ってくらい暑いので、本当に逆ならかなり仕事が捗るのになぁって思います。
今日も職人さんは山間部に仕事に行ってますが、会社がある場所とは全く天気が違っていて、雨が降って仕事が出来ないからと15時くらいで仕事を終えてきました。
外仕事は天気に左右されてしまうので、冬の時期は本当に仕事の段取りが難しいです。

 

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屋根材も似た傾向が続きます。

 

同じような仕事が続くのは地域だけじゃありません。新築の仕事が入ると不思議とそのまま新築の仕事が続くし、葺き替えの仕事が入ると比較的大きい葺き替えの仕事が続きます。材料も和瓦の仕事の時は半年くらい和瓦ばっかりになりますし、平板の仕事が入ると平板ばっかりになります。
こういうのをご縁って言うんでしょうね。お客さんや取引先だけじゃなく地域やこれまで扱っていなかった材料とのご縁も大事にしていかないとです。
また事故やトラブルも続く時には続くと言うのでいいご縁は続くように、悪いご縁は断ち切れるように気を引き締めて仕事をしていかないとですね。