姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

全瓦連の総会で感じたのは業界を変えるのは自分たちだという覚悟でした。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日、今日と大阪にて全瓦連青年部の総会でした。昨年は東京での開催で今年は大阪、来年はまた東京になると思います。日曜、月曜の開催という事で今日の仕事の段取りを心配していたんですが、天気予報通りに雨が降ったので朝からちょっとだけホッとしたのはここだけの話です。夕方になっても天気が荒れ模様のままなのが気になりますが、今週は雨が多い予報なので出来るだけ仕事を進めていきたいです。

 

年に1度の総会は全国の仲間と知り合える絶好の機会です。

 

私自身が全瓦連の総会に出席するのは昨年に続いて2度目です。まだまだ全国の人と知り合いにはなれていないと思っていたんですが、今回出席してみるとFacebookで直接繋がっていたり、友達繋がりで名前を知ってもらえていたりしていてたくさんの人に声をかけて頂きました。名前と顔を知ってもらえている事にとてもびっくりして嬉しいやら恥ずかしいやらでしたが、たくさんの方と直接顔を合わせていろいろな話を出来たのでとても有意義な時間になりました。
総会として全国の方と確実に顔を合わせる機会は年に1度だけなんですが、今年は来週にも全瓦連技能グランプリが開催されて、そこにも行く予定なのでそこでまた色んな話を出来るのがとても楽しみです。

 

役員の改選で次の波が来そうです。

 

今回の総会で全瓦連青年部の執行役員は柴田前部長から宮原新部長に引き継がれ、新役員も加わりました。兵庫県からも1名執行役員として出向する事になりました。部長の任期は2年なので今年から新部長の方針で運営されていきます。2年って長いようで短いんですよね。何か新しい事をしようと思ってもなかなか成果が出ないうちに任期が終わってしまうので、思い切った運営というのが少し難しいのも確かです。私が参加させてもらったのが柴田前部長の時からなんですが、業界を少しでも良くしようというとても強い思いを感じました。それはそのまま宮原新部長にも引き継がれているように思います。

 

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自分が動かないと何も変わらないという覚悟が必要です。

 

青年部という組織の性質上、どうしても活動が上部団体である全日本瓦工事業連盟や各都府県の組合の運営方針に縛られてしまう事がこれまでも多々ありました。それでも数年前まではまだ多少の余力はあったように感じられます。業界全体として当事者意識や危機感が乏しくて、特に青年部では(少なくとも私は)のんびりさせてもらっていました。それがふと気が付くとびっくりするくらい「待ったなし」の状況になっていて、このままではいけないって感じて一昨年に開催された淡路島での「瓦サミット」に参加したんですが、当時はまだまだ危機感を持っていた人は極一部でした。その時に参加した人達が感じていた危機感がやっと業界全体で共有出来るようになってきたのが今回の総会のように思います。「誰かがやってくれる」ではなく「自分が何かする」という覚悟を持って変えていけば絶対に良くなるんじゃないかなぁ。総会でいろいろな方とお話させてもらって感じたのはそんな事でした。