姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

年に1度のお祭りやから天気が悪くても開催されるので運営側の準備が大事です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先月開通した新名神高速の神戸JCTから川西ICを走ってきました。元々川西ICから高槻JCTまでと合わせて山陽道から中国道を経由せずに名神高速道路にアクセスできるようになって渋滞区間を回避できるようになったのでとても便利になりました。新しく出来た宝塚北SAにも立ち寄ってきましたが、新しいところは施設も綺麗やし広いのでいいですね。ついつい長居してしまいそうになります。

 

長浜市の曳山祭りに行ってきました。

 

昨年、嫁さんの両親に誘われて初めて行った曳山祭りに今年も行ってきました。去年は本祭りの翌日の町内での子供歌舞伎を観たんですが、今年は本祭りに行く事が出来ました。週間予報から土曜日にずっと雨の予報が出ていて日曜日は大丈夫やと思っていたのに前日あたりから少しずつ後ろにズレていって最終的には日曜日の午前中まで雨がしとしと降っていて、残念ながら快晴の祭りとはいかなかったんですが八幡での一番山の子供歌舞伎を観る事が出来たので良かったです。

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衣装とか曳山の装飾とか雨が降ってたらどうするんやろ?って思ってたら曳山にかぶせるカッパのようなものがあって、舞台の上までしっかり雨を防ぐ事が出来ていました。

ユネスコ無形文化遺産の1つに指定されています。

 

長浜の曳山祭りは「京都祇園祭りの山鉾行事」や「高山祭りの屋台行事」など合計33件の「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。400年の歴史があって、全部で13基の曳山があるみたいなんですが、本祭りで巡行するのは毎年その中から4台だけなんだそうです。そして曳山の上の舞台で子供歌舞伎を観る事が出来るのも長浜だけです。
本格的な衣装と化粧で歌舞伎を演じるのは基本的にその曳山がある町内の子供らしくて春休みという短い期間中に台詞や振付、所作を覚えないといけないという結構ハードなスケジュールやけど、子供の時にこういう濃い体験が出来るとそれはその子にとって宝物の思い出になるんでしょうねぇ。

 

雨降りは普段とは違うからいい思い出になります。

 

毎年開催されるイベントは特に天気によって印象が変わってしまいます。天気が良い時は当然いい思い出になりますが、悪い時は悪いなりにいろいろな苦労がある分、思い入れも強くなるんじゃないかな。
実際にやってる間は雨で予定通りに運営出来なかったりバタバタしてしまうかもしれないけど終わってから振り返った時にいい経験が出来たって思えるんでしょうね。今年の一番山は「猩々丸」といって船形の曳山やったんですが、商店街の人に話を聞くとこの「猩々丸」が祭りに出る時は大抵天気が悪いそうです。船の形をしているから水を呼ぶんやって仰ってました。なるほどって思ってしまったけど、13基ある山のうち長刀組と呼ばれる山だけは毎年出ているので残り12基のうち1回の祭りで4基本祭りに出てくるので3年で1周する計算ですよね。確立的にはそんなに変ではないけど、それだけ雨の印象が強いって事ですね。来年は晴れますように。