姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

イベントで写真を禁止するなら徹底的にやらないと意味がない。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
なんか週末ごとに天気が悪い予報が出てますね。これから梅雨に向かって雨の日が増えていくのは当然やし、沖縄や奄美大島は梅雨入りしてるみたいやから仕方ない事なのかもしれませんが、雨予報出すならもうちょっと精度を上げてほしいなぁ。

 

毎年恒例の薪能に行ってきました。

 

姫路では昨日から「姫路お城祭り」が開催されています。元々は8月という真夏の暑い時期にやっていたんですが、数年前から今の時期に変更になったんです。そしてお城祭りでは初日の夜に姫路城三の丸広場にて「薪能」が開催されます。
まだ明るい時間から始まって「能」「狂言」「火入れ式」「能」の順番でプログラムが進行していくんですが、最初の能の開始が18時と少し早目です。仕事を済ませてから行くと19時過ぎに現地に到着になるんですが、一番観たいのが狂言やったので逆にちょうど良かったです。
狂言は台詞もストーリーも分かりやすいので面白いんですが、能ははっきり言ってよく分かりません。唄や鼓などと舞との共演がいいんやと思うんですが、薄暗くなってる上に舞台までの距離がかなりあってよく見えないんですよね。屋外なので音響もそれほどいいわけじゃないので、雰囲気だけ楽しんでます。

 

写真撮影が禁止になっていました。

 

例年ならお城をバックに舞台の様子を写真撮影したりするんですが、今年は写真撮影が禁止になっていました。ただ、入口に禁止ですって看板はあるんですが、客席に居る人達は気にした様子もなくバシャバシャ写真撮りまくりです。
そして係員も絶対禁止って注意して回るでもなく自分の近くに居る人にだけ「写真撮影ダメですよ~」って言うだけなんですよね。
ちょっと本気で禁止するつもりがあるのか謎でした。
著作権の関係で・・・と言われると納得出来なくはないんですが、それならもっと本気で対策して撮影した人の所に行って削除するくらいしないと意味はないし、何よりこういうイベントでは禁止するよりも写真に撮ってもらってSNSで拡散してもらう方がPRになると思うんですよねぇ。
もちろん、劇場で上演されているものを撮影するのは絶対ダメです。

 

折角のいいイベントが知られていないのは勿体ない。

 

毎年のことなんですが、今年も薪能で用意されていた客席は6割も埋まっていませんでした。今の時期は日が暮れると寒くなるから余計に空席が目立ってしまうのと、広場に平面に客席が並べられているので、舞台から離れれば離れるほど見え難くなるんです。
お城祭りそのものが今の時期になった事は地元の人も知ってるけど、夏にやってた頃に比べた人手がかなり少なくなっているように感じます。
そもそも薪能のイベントはやってる事は知っていてもそれが具体的にどんな物なのかイメージ出来ない人が多いです。
写真撮影をOKにしてこんなイベントやってたって観に来た人に発信してもらえば効果は抜群やのになぁ。
ってなわけで姫路城は遠景で撮ってみました。

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