姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

組織のトップとして日々自分の仕事と責任について考えてしまいます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
暑い日が続いてますね。朝はちょっと曇っていてホンマに暑くなるんか疑問やったけど蓋を開けてみたら快晴でめちゃくちゃ暑くなりました。
昨日ドローンを飛ばした「テクニカル・ワーク」さんでの一コマ。掲載許可を頂きました。ドローンで空撮する時には皆さんとりあえずスマホでその様子を撮影されますね。上から撮るとばっちり分かります。(笑)

 

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体育会系の悪い所が全部出てしまった問題です。

 

ここ最近ずっとテレビでも新聞でも取り上げられている「日大アメフト部悪質タックル問題」ですが、起こるべくして起こった問題やと感じています。今の学生の部活動の環境は私たちの頃と比べて格段に良くなっている事は年に1度の「トライやるウィーク」で中学生から話を聞いて知っています。私が中学生の頃は真夏でも水分補給なんて絶対にさせてもらえなかったし、今なら確実に体罰と訴えられるような事も多々ありました。先生だけでなく生徒間でもあったんです。
そういう古い体育会系の性質は強豪と言われるようなところほど根深く残っているし勝てている間はほとんど問題は表面化しません。
今回の問題はその後の対応も含めて体育会系の悪い部分が全部出てしまった結果ですね。

 

まずトップが責任を取る事がスタートです。

 

何が悪いって対戦相手の関西学院大学の学生が怪我した後の対応が最悪でした。誰が悪いとかそういうのはとにかく後回しで最初から監督が謝罪していればここまで問題が拡散する事はなかったんですよね。
それを後回しにして内部の責任問題を論じてしまった事で相手から信頼されなくなってしまいました。
企業の問題でも同じで、何か不祥事が起こった時に一も二もなくトップが謝罪した企業は見事に立ち直っています。それが出来なかった企業は信頼の回復に手間と労力を割かれてしまって業績が悪化している事がほとんどです。

 

一企業のトップとして日ごろの仕事を考える。

 

当社は零細も零細で吹けば飛ぶような会社ですが、それでも一応は企業として日々仕事をしています。修理やリフォームの仕事ではお客さんが住んでいらっしゃる状態で工事させて頂くのでどれだけ気を付けていても問題が起きる時には起きてしまいます。
自分が現場に居なくて職人さんがきちんと仕事をしていても雨漏りしてしまう事もありますし、想定外の雨の場合もありますが、そういう事を最初に口にしてしまうとお客さんに信頼されなくなってしまうのでまず謝罪して、その後に対応について話をするように心がけています。
所帯が大きくなればなるほどトップは頭を下げたくなくなるのかもしれませんね。