姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

効率重視のデジタル全盛時代やからこそ、アナログな手仕事に価値が生まれる。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今の時期になるとうちから歩いて10分ほどで蛍を見る事が出来ます。昔は家の裏は一面田んぼで田植えの頃にはそこら中で蛍を見れたんですが、最近は田んぼがなくなってしまって、水路もコンクリートで固められたただの排水溝になってしまったので川べりまで行かないと見れないんですよね。それでも近くで蛍を見られるのは環境がいい証拠で田舎ならではの贅沢やと思っています。

 

AIの進出はどこまで進むのか??

 

今や生活のいろいろな場面にAIが導入されてきています。普段使っているインターネットを皮切りに銀行や病院の窓口業務もAI化は時間の問題と言われていますし、テレビのアナウンサーにもAIを搭載したロボットまでいるようです。
大量のデータを集めて同じ処理をするような仕事は人間がやるよりもAIがやる方がミスもないし処理も早いので仕方ない事かもしれません。一般家庭にもAI搭載のスピーカーが導入され始めているみたいですが、あちこちで誤作動というか誤認識から欲しくもないものを勝手にネットで注文してしまう事例を聞いています。聞いてる方は「そんなアホな」って笑い話に出来るけど当事者としては注文した覚えのないものが勝手に配達されるわけでちょっと怖いですよね。

 

デジタル全盛の時代やからこそアナログが光っています。

 

そんなデジタル全盛の時代やからこそ、手作りなどアナログなモノが注目を集めています。機械で大量生産された安くて品質が一定のものよりも熟練の職人が作った世界に1つだけの自分専用のモノが当たり前に売れる時代でもあるんですよね。
大量生産をしている大手の企業はその事に消費者が気付いて売れなくなる事を怖がって殊更に「いいものが安い!!」って宣伝しているように思えます。
それでも自分の手で作る体験教室やワークショップは人気やし業界の人がこれまでやったら「こんな値段付けても売れるはずない」って思うような値段の商品が爆発的に売れてる現状を見るとそろそろ効率・能率だけが重視される時代は終わりかなぁ?って感じます。

 

手書きの文章、書いてますか??

 

仕事で書類を作成する場合は当然やけどデジタル化しておく方が保存も変更も容易です。でもだからと言って何でもかんでもデジタル化したらいいってモノでもないと思うんですよね。手書きの方が分かり易い場合もあるし早い場合もあります。
なにより手書きで作った文書の内容って忘れないんですよね。だから社内でも現場管理の内容って半分くらいは手書きにしています。自分の予定もメインは手帳に手書きでサブの備忘録としてスマホのカレンダー機能を使うようにしています。

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自分の机に座って文章を書いてると焦ってイライラしてる時でも気分が落ち着いてくるんですよね。こういう時間を使える事が贅沢なんやって最近思うようになってきました。
もっとこういう時間を増やさないとですね。