姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

大事なのは大企業のブランドではなく個と個の繋がりですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
またしても天気予報にしてやられました。丸1日雨の予報が出ていたのに、午後からは全くと言っていいほど降りません。大雨なんてないに越した事はないけど、仕事が絡むと降る予報で現場を動かす決断が出来ず・・・。天気に関しては結果論でしか言えないんですが、ちょっと勿体なかったなぁって思います。

 

個と個の繋がりに焦点が当たってきています。

 

先日、銀行さんが主催する「わくわく系」セミナーというものに出席してきました。情報学という学問の観点からビジネスを捉えて実践している方の事例などを交えて、商品や商売を変える事なくお客さんと繋がる方法についての話で、とても面白くてたくさんのヒントを頂けたセミナーでした。
そして今日、商工会議所で開催されたセミナーで金融情勢と金融機関との付き合い方という内容の話を聞いていると、そこでも同じような話が出てきたんです。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20180704175233j:image
それが「個」と「個」の繋がりです。
ここ数年、どうやったら会社を成長させる事が出来るか、売上を伸ばす事が出来るかと言う事を考えていろいろなセミナーや勉強会に参加して、新しい事にもチャレンジしてきました。それこそひと昔前はヒット商品が1つあればって話が流行っていたし、その後はキャッチコピーやブランディングの話が多かったんですが、段々とそれが「個と個の繋がり」という部分に集約されてきています。

 

相手は自分と同じ人間やって忘れるとエラい事になります。

 

大量生産、大量消費が当たり前やった時代にはとにかく量を作る事で効率を良くして利益を確保するという考え方でした。それはつまり万人に受ける商品であり、万人に向けた言葉です。出来るだけ多くの人に目にしてもらう事でたくさん売る。でも品質が良くて品揃えも豊富になってしまうと結局値段の勝負になってしまうんですよね。それでデフレに突入して、資金力のある大手でないと生き残れないと錯覚してしまったように思います。
効率化ばかり考えていると相手が同じ人間やって事を忘れてしまうんですよね。社内も取引先も人数の少ない中小企業ではそれを忘れてしまうと取り返しがつかなくなります。

 

万人に受ける商品や言葉ではなく個人に向ける事が大事です。

 

商品だけじゃなく、言葉についてもみんなに耳触りがいい言葉ではなく、誰に話しているのかしっかりと思い浮かべる事が大事です。
これってこのブログを始めた時、一番最初に注意された事なんですよね。「誰に向けて発信するのか、属性ではなく個人名を思い浮かべる事が大事です。」って。ネットにアップするブログやのに個人に向けるって言ってもなぁって最初は思いました。毎日書いているうちにたまにそういう記事が書けたって自分で感じる事もあるんですが、まだまだ自分本位の記事ばかりなんですが、先日と今日のセミナーで聞いた話がブログをやっている理由と思いっきりリンクしました。
「何を」伝えるかも大事やけど、「誰に」伝えるかというのも忘れちゃダメですね。「40代で地方に住んでいる男性」という属性じゃなく「個人名」を思い浮かべながら書く事にチャレンジしていきます。