姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

「自然しかない」と考えると何も出来ないけど「自然がある」と考えると何でも出来ます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風20号は姫路に上陸した為、姫路近辺にはあまり大きな被害はありませんでした。が、姫路より東側の地域ではかなり影響があったようです。淡路まで打ち合わせに行こうとしたらそこら中の道路が渋滞していて普段の倍ほど時間がかかってしまったのでその間にいろいろな情報が入ってきました。淡路島では60mの高さの風車が倒れたとか、西宮でもマンションの金属の屋根が飛んでいったとかラジオから流れてくるニュースだけでもいろいろ聞こえてきます。私にも早速数件現場調査と見積もりの依頼が入ってきました。

 

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ずっと同じ所に住んでいたら魅力が分からなくなります。

 

私は姫路の中心部から少し外れたところに住んでいます。大学に編入してから4年間と就職した後の現場への配属で半年くらいは実家から離れましたが、その期間以外はずっと同じ場所に住んでいます。
大学へは一度違う場所で生活してみたかったというのが進学の動機やったのと通える範囲の大学というのが恐ろしくレベルの高いところしかなくて学力的に編入が無理やったという2つの理由から愛知県豊橋市の大学に編入しました。
一度実家から離れてみると自分がこれまで住んでいた場所の良さがとてもよく分かりました。姫路でも場所によって違うから姫路市内で別の場所に引っ越しても同じ事を感じたかもしれないんですが、今住んでいる所はJRの駅が近いので電車が利用しやすいだけでなく、高速道路のICも近いので車で移動するのも便利なんです。豊橋で住んでいた場所は最寄りの都会に遊びに行く為にJRの駅まで出るのに1時間以上かかっていました。

 

田舎は自然しかないと考えると退屈になります。

 

姫路も豊橋も中心部から離れると田舎度合いが一気に増すんですが、そういう所に住んでいるとついつい「自然しかない」って考えてしまいます。でも「しか」って考えると出来ない事ばかりが先に思い浮かぶんですよね。
「自然がある」って考えるとその自然を使って何が出来るかって考えるようになります。
自分達が持っているモノの価値ってなかなか気付けないものやけど、一度外から見てみるとそれに気付く事が出来ると思うんです。

 

姫路にはお城があるし自然もある。

 

姫路で特に言われるのは「姫路はお城しかない」です。それも地元の姫路城に行った事がない人ほどそういう言い方をします。神戸や大阪のような都会の遊びが出来る場所は確かに少ないけど、それ以上に都会にないものを姫路は持っています。それでも「お城しかない」と言ってしまうと姫路の魅力はお城だけになってしまいます。
姫路にはお城があるし自然もある。程ほどに都会で程ほどに田舎やから何でも出来るし都会へのアクセスも便利やから遊びに行く事も出来る。海の幸も山の幸も豊富で食べ物が美味しい。姫路にはいいところがたくさんあるのに地元民がそれを知らないって勿体ないですよねぇ。