姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

職人さんの仕事を見るのはとても楽しいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日も一日雨が降ってました。今のところは次の台風は日本に影響ないようなのでホッとしています。明日も朝のうちには天気回復するみたいでやっと仕事を進められそうです。台風の修理だけでなく普段の仕事も進んでいないので天気が悪くて仕事が遅れれば遅れるほど影響が大きくなっていきます。

 

会議が中止になってしまいました。

 

この週末は京都で瓦組合青年部の関西ブロック会議の予定でした。でも大阪北部地震や2度にわたる台風の上陸で関西地方全体の瓦業界が多忙を極めていてとても会議どころではないとの判断から会議2日前というギリギリのところで中止という判断が下りました。
今年のホストは京都の青年部で会場や宿泊場所、懇親会など長い時間をかけて準備してきたのが分かっているだけにとても残念です。普段はなかなか会えない他府県の青年部の仲間たちと情報交換して交流する数少ないチャンスやったんですよねぇ。
今年中に再度開催される事になるのか、現状では全くの未定です。

 

備前長船刀剣の里に行ってきました。

 

土日で京都にいる予定やったので、会議が中止になってしまって全く予定のない日曜やったので、急遽思い立って岡山県備前市にある「備前長船刀剣の里」に行くことにしました。
隣の県やけど姫路から車で1時間くらいで行けてしまうので気楽です。
備前長船刀剣の里は車で行くとびっくりするくらい普通の住宅地の真ん中にあって知らなければ本当にこんなところにあるの?って疑ってしまうような所ですが、刀剣博物館と体験館や売店などから構成されていて、結構大きな施設です。
刀剣博物館では古くは室町時代から新しいものでは平成になってから作刀されたものまでたくさんの刀や太刀、脇差薙刀などが展示されていて刀好きにはたまらない博物館になっています。

職人の仕事に触れる事ができます。

 

今日は運良く体験イベントをやっている日で刀剣鑑賞会やペーパーナイフ製作講座などいろいろなイベントをやっていました。そのせいか、以前来た時にはガラガラやった駐車場が満車になっていて入るのに少し時間がかかってしまいました。
そのイベントの中でも一番目玉なのが「古式鍛錬」です。昔ながらの鞴(ふいご)と槌を使って玉鋼を鍛える鍛錬を見学する事が出来るんです。しかもイベントの最後には相槌を打たせてもらえるオマケ付きでした。人数限定やったけど夫婦そろってやらせてもらう事が出来ました。
職人仕事をこんな風に見える化する事は職人の世界ではほとんどやってなかったんですが、これからの時代はこういうのも職人の仕事になるかもしれません。他の職種の職人さんの仕事を見るのはとても楽しいですね。
そしてアニメやゲームから発した刀剣ブームで女性1人のお客さんもかなり多かったです。

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