姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年の播州の秋祭りシーズンは雨の開幕になりそうです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表’(おもて)です。
仕事に追われていると時間が過ぎるのがとても早いですね。気が付いたら暗くなってて事務所に帰ってきて事務仕事してたらいつの間にか20時過ぎてるのが当たり前になってきました。本当は仕事に追われるのではなく仕事を追いかけたいんですが、現場でも事務所でもあれこれと処理し切れない情報が溢れてしまってます。なんとかリセットしたいなぁ。

 

播州は秋祭りシーズン突入です。


10月に入ると姫路市の特に浜手はざわざわし始めます。年に1度の秋祭りのシーズンで姫路市の東から段々と西の方へと週末ごとに開催地が移動していくんです。私の住む地域は子供会レベルの祭りなので屋台も大きくないし規模も小さいんですが、海沿いの地域の祭りは町を挙げての祭りになるのでびっくりするくらい規模が大きくなります。
そして開催日程もバラバラで日にち固定で必ずしも土日に開催するとは限らないところもあれば開催日が土日になるように調整するところもあるんですが、平日開催の所では国道を通行止めにしてしまったりするので、その地域にある企業は祭りの期間中は休業したりしてます。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20181005201347j:image

 

屋台って言っても夜店ではありません。

 

私たちがいう「屋台」は夜店の事ではないんです。夜店の屋台も出てるんですが「神輿屋根屋台」と言われる屋台でお神輿みたいに装飾のある屋根が付いていて太鼓とそれを叩く人が4人乗り込んだ屋台を50人くらいで担いで移動するものなんです。
お祭りというと「お神輿」とか「だんじり」が有名ですが、播州では「屋台」なんですよねぇ。そして一番有名な「灘のけんか祭り」では6町から屋台が集まって練り合わせをするので迫力はピカいちです。
法被に褌、足袋で鉢巻をした野郎どもが1基あたりに80人~90人くらいで担いでいて、それが6基も集まるからエラい事になります。重さも1基あたり2t~2.5tくらいになるって話です。

 

雨でも中止にならないところもあります。

 

今年の秋祭りは台風25号の影響もあって雨の開幕になりそうです。私が住んでいる地域では雨やと中止やったり延期になったりしますが、日付固定の地域では屋台にビニールの合羽を被せてでも開催します。大きなところでは「一年は祭りに始まり祭りに終わる」ってところもあるので雨程度では中止にならないんですね。
だから播州地方の人は10月中頃には声を嗄らした人が大勢出始めます。祭り好きな人はいろんな地域の祭りに混じって毎週のようにどこかで屋台練りに参加してたりする事もあるみたいです。昔はあまり歓迎されてなかったみたいやけど、最近は練子も減ってきてるのか他地域からでも入れるところも増えてるみたいです。