姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

どんな便利なモノでもモノはモノ、誰が使うかが問題なんですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
午前中だけ雨の予報やったのに姫路では結局丸一日降っていました。雨が止んだら行こうと思っていた現場も別の日に行く段取りをしないといけません。そんな中、嬉しい事に来週、応援に来てもらえる事になりました。普段はなかなかお会いする事が出来ないくらい遠い所から応援に来て頂ける事になってめちゃくちゃ嬉しいです。後は来てもらっている期間中の好天を祈るばかりですね。

 

ドローンを悪用するヤツが出てきてるようです。

 

今日、ふと見たネットニュースで「ドローン」の文字が目に飛び込んできたので確認してみたら、なんとドローンを使って女の子2人を追跡したヤツが居るとの事。しかも姫路市内の話のようなんです。
私たち屋根工事店は普段人が生活している空間にお邪魔して仕事をする事が多いので、極力、現場の家以外には目を向けないようにしています。屋根の上から写真を撮る時も背景に余所のお家が映り込まないように気を付けるし、遠景を取る時でも常に気を付けています。
それでもドローンを使って点検していると「ドローンで覗かれた」って勘違いされる方も居て、通報までされる案件も出ているとの話も聞きました。
田舎ほどそういうトラブルは少ないんですが、それでもドローンを導入するに当たって一番怖かったのが墜落させて人に怪我をさせる事と覗きをしていると思われる事の2つです。実際にドローンを扱ってみるととても楽しいので、悪用しようなんて私は全く思わないんですが暇な人もいるもんですね。早く捕まる事を祈ってます。

 

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「やって出来る事」が「してもいい事」ではない。

 

よく「やってみたら出来た」って理由で犯罪に手を染めてしまう人がいますが、「やって出来る事」と「してもいい事」ではないっていう判断が出来ないんですね。普通に考えたら絶対にやったらアカンやろって事を「やってみたら出来た」って理由でしてしまう感覚が私には分かりません。考える力がなくなってしまっているのか、自分がやった事がどんな結果になるのかっていう想像力が欠如してるのか・・・。両方かな??

 

何でも法律で決められないと分からなくなってる??

 

ここ10年くらいでインターネットなどの情報産業が大きく進化した事で「やろうと思えば出来る」事が爆発的に増えたように思います。出来る事は増えたけどそれを使う人間の側の道徳観が追い付いていないんですよね。法律で定められていなくても「これはやってはいけない」って誰が考えても分かりそうな事が分からない人が増えてくると色々な事が法的に規制されるようになります。そんな世の中になってしまうとめっちゃ生き辛いですよねぇ。自分の頭で考えて行動出来ないとAIに仕事を奪われてしまいます。程よく便利で程よく不便な世の中が私は一番好きですね。