姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

ハザードマップの確認は大事やけど盲信するのも危ないですね。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
現場へ向かって運転していると警察車両をよく見かけます。年末に向けて取り締まりも強化されてくるのかなぁ??そんな中刈り入れが終わった後の田んぼにダイブしている車の引き上げ作業を見かけました。そんなに道幅狭いところじゃなかったのに車体が法面からずり落ちたって感じでもなく完全に田んぼの中に入ってしまってて、車用のレッカー車じゃなくて所謂「クレーン」の方のレッカーが来ていました。
バタバタしてるけど気を引き締めて安全運転しないといけないですね。

 

兵庫県が出しているハザードマップの問題がニュースになっています。

 

先日の台風21号で浸水被害が出た兵庫県芦屋市のハザードマップの問題がニュースになっています。

 

headlines.yahoo.co.jp

ハザードマップは市役所などの自治体が配布していて、河川浸水洪水、土砂災害、地震、火山、津波浸水・高潮などの種類があります。今回問題になっているのは兵庫県芦屋市の南芦屋浜の人工島ですね。沿岸部にあって他の地区は浸水の可能性ありの表記になってるのに問題になっている地区だけ真っ白なんですよね。
高潮対策をしている場所という説明もあってここに家を買った人もいたとか。実際には測量時のデータよりも30cmくらい低かったらしいですが、30cm高かったとしても浸水してたみたいです。

 

何事にも想定以上は存在するって忘れないようにしないとです。

 

最近の災害は大抵が「想定以上」の規模になっています。これまでのの災害を基準に想定して安全かどうかって判断してるんですが、数百年に一度の災害の規模なんて記録が残っていてもその当時と今では環境が違うので被害の規模も大きく変わってしまいます。それなのに想定以下の災害しか起こらないと盲信してしまう事が一番危ないんじゃないかと思います。
どこまでも警戒してたら疲れるだけなので備えはほどほどにして、備えた規模以上もあるかもしれないって思うのも大事ですね。

 

会社近隣の防災マップはチェック済みです。

 

当社の所在地近隣の防災マップは以前にチェックして、事務所に掲示しています。近くの小学校が避難場所ではあるんですが、避難所に行く途中の方が危ないかもって感じですね。ただ倉庫は事務所よりも1mくらい低くなってしまっていて短時間の大雨でも浸水してしまうので何か対策を考えないといけません。
会社から海までは直線距離で10km近くあるのでよっぽど大きな津波は心配やけど、警戒しないといけないのはやっぱり大雨と近くの山の土砂崩れかなぁ。

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