姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

屋根工事には瓦だけでなく副資材もかなり使います。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
柴犬のモモがうちに来てから半年を過ぎました。最初は慣れないところで警戒心もかなり強かったんですが、最近はぼちぼち寛いでる姿を見せてくれます。散歩中の犬を見かけるとやたらと吠え掛かるのに知らない人がすぐ傍を通っても知らん顔で寝てるのはいかがなものかと思いますが。(苦笑)

 

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屋根工事は瓦だけあっても成り立ちません。

 

仕事として毎日のように屋根工事をしていますが、瓦を触らない日もあるんです。瓦を施工するための準備段階ですね。新築の場合にはルーフィングと言われる下葺き材を施工して、そこに縦方向の瓦の割り付けをして横残を打って初めて屋根に瓦が載ります。
葺き替えの場合には古い瓦を降ろした後、古い桟木やルーフィングを撤去して掃除をした上で新しいルーフィングを施工します。
ルーフィングや桟木の他に壁際にはL型の水切りを入れたり、平板瓦の場合には屋根の端部に軒先水切りやケラバ水切りを入れたりしないといけないので瓦を屋根に揚げるまでに結構な時間がかかる事もあるんです。

 

着工前に材料を用意しておかないと作業が進みません。

 

現場が動き出した時、瓦や副資材を施工する段階になってから注文してたら間に合いません。特に最近は問屋さんが土日休みになったり運送会社の営業日の関係で週末の注文やと材料が届くのが翌週の半ばになってしまったりしてしまうので、常に先を読んで材料を用意しないといけません。
もちろん、よく使う材料は在庫としてある程度の量を確保してはいるんですが、よく使うだけに気が付いたら残りが僅かになってしまってるという事も起こります。在庫があるつもりで注文してなかったのに倉庫のどこを探しても在庫がないって事もよくあるので時間が出来たら倉庫の片付けがてら在庫確認しておかないとです。

 

倉庫が散らかっていると在庫の数も分からなくなります。

 

現場が重なって忙しくなってくると私自身も現場に出てしまうのでどうしても倉庫が片付かなくて散らかってしまいます。そうなると瓦も副資材も何がどこにあるのか分からない状態になってしまって在庫で持っているものを発注する事にもなりかねません。
本当は忙しい時ほど綺麗にしておかないといけないんですが、人手が足りないと片付けもままなりませんね。
今日は久々に少し時間が取れたので少し片付けと確認が出来たのでまた頑張って現場作業を進めていかないとですね。