姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

折れるはずやった折り鶴が上手く折れなくて凹みました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
現場で仕事をしていたらその近くに住んでいると思しき人に「兄ちゃん、そんな大きい体して屋根に上がったら屋根が壊れてしまうやろ。もっと細いモンが上がらな修理しよんか壊しよんか分からへんぞ!」って声を掛けられました。「大丈夫です。瓦って意外と頑丈なんですよ」って答えたんですが、通じたのか通じていないのか・・・。
瓦は相当古いものでもない限りはかなり強度があって、私が屋根に上がって瓦が壊れた時は葺き替えしないといけないくらい劣化が進んでいるレベルなんです。

 

久々の折り鶴は難しかったです。

 

先日からとある企画に賛同して千羽鶴の為の折り鶴を嫁さんと2人で折っています。仕事が終わってからなのでだいたい夜になるんですが、嫁さんと2人しておしゃべりしながら折っています。
小学生の頃には鶴って難しいって思ってたんですが、ある程度年齢が行くと簡単に折れるようになって、6年くらい前にも一度千羽鶴の企画に参加しました。その時も問題なく折れていたので、今回も特に難しい事はないやろうと高を括っていたんです。
蓋を開けてみるとスタートしたのがちょっと夜の遅い時間やった事もあって、手元が怪しくなってて、ちゃんと折れてるのと「惜しい!」って感じで間違えてるのとが半々くらいになっていました。

 

間違えた方で思い込でたようです。

 

その翌日にも少し折ったんですが、今度は折り始めから間違えたモノを量産してしまったんです。前日、間違えたのを嫁さんに直してもらって、その時にどう間違えてたのか解説されたんですが、どうやらその間違えた方を正しいと思い込んでしまったようなんです。自分でも折りながら「アレ?」って思うんですが、次に折る時にまた同じ所で同じ間違いをしてしまうんですよねぇ。思い込みって怖いっす。

 

イチから正しい折り方を覚え直しました。

 

結局、正しい折り鶴の折り方を一から覚え直してちゃんと折れるようにはなったんですが、普通の折り紙の1/4サイズは折り目がかなり小さく細くなるので私の太い指でやるとちょっと大変でした。
慣れるまではかなり丁寧に折る事を意識しないと綺麗に仕上がらないんですよね。慣れると楽しくなってくるんですが。

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みんなで作ったこの鶴が集まって、受け取る人とその周囲を笑顔に出来ると嬉しいなぁ。たくさんの人の祈りの力はきっと届くはず。