姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

消費税の増税まであと1ヶ月をきりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
涼しい日が続いてたと思ったら今週に入ってから急に暑くなりましたね。一度涼しくなってしまうと日中の暑さが耐えられなくなりますね。シャツが汗をこれ以上ないくらい吸って気持ち悪かったです。10時には着替えないといけない状態でした。夕方になると少しマシやし、夕焼け空はすっかり秋なんですけどねぇ。

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消費税が10%になります。

 

消費税の増税がいよいよ来月に迫ってきました。もともと2014年に8%になった段階では翌2015年には10%になる予定やったのが景気の後退で1年半延期されて2017年の予定になり、そこから更に延期されて今年の10月1日からの増税となりました。
全開の8%への増税の時には増税前の駆け込み需要がいろんな業界であって、必要ないものでも「増税前に買わなきゃ」みたいな変な空気になっていましたが、今回の増税ではそんな空気はあまり感じません。今回の増税は2%とちょっと上がる率が小さいのも1つの理由かなぁって思います。

 

軽減税率がややこしいです。

 

そして何よりも大きな理由は「軽減税率」の導入ですね。「軽減税率」とはざっくりいうと「家で食べる食料品」と「新聞」だけは8%でそれ以外は10%と買うものによって税率が変わる制度です。生活必需品の中でも特に影響が大きいものが8%という事らしいんですが、食料品と言っても外食は10%なんですよね。同じお店で買ってもテイクアウトは8%、イートインは10%になるんですよね。ペットボトルの水は8%で水道水はお風呂とか洗濯にも使うから10%とか意味が分かりません。他にもアルコールは10%になるとか分類がややこし過ぎるんです。みりんも醸造アルコールやからお酒と同じと見做して10%になります。

 

買い物する方もややこしいけど、売る方もややこしいですね。

 

こういう税率の違いって買い物する方もややこしいけど、お店の側はもっとややこしいですよね。税率の変更でレジの設定を変えないといけないのに、品物ごとに税率が変わってしまうんやから、大変です。
我々工事業では9月30日に工事が完了したら8%で10月1日に完了なら10%とある意味分かりやすいんですが、天気に左右される仕事なので9月中に工事が完了する予定やったのに雨で仕事が延びたりした場合などは2%は会社が負担せざるを得ません。
そもそも見積もりの段階で税込み金額を提示する事が多いので、着工と完工の予定を考えて見積もりを提出しないといけません。
雨漏りって緊急のものやし、軽減税率の適用があってもええと思うんですけどねぇ。