姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

阪神・淡路大震災から25年が経ちました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨年の4月に撮影されて、6月に放映されたNHKの「ふるカフェ系 ハルさんの休日」。撮影の様子を見学させてもらったんですが、その時に記念撮影してもらったんです。後日、写真を頂けるという事やったんですが、なかなか届かなくてちょっと諦めていました。その写真が今日届いたんです。残念ながらSNSなどで公開する事は出来ないんですが、めちゃくちゃ嬉しいですね。宝物になりました。

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震災発生当時は高校生でした。

 

本日1月17日は阪神・淡路大震災が起こった日です。1995年1月17日の午前5時46分に淡路島の北部を震源とした「兵庫県南部地震」が発生しました。当時の私は高専の2年生で、成人の日の振り替え休日で休みになって3連休明けの火曜日でした。
早朝やったので普通に寝ていたんですが、かなり大きい揺れに起こされました。それでも姫路にあった家は大きな被害を受ける事もなかったし、起床時間にはまだ早かったので再度寝ようとしたのを親父に起こされたんです。

 

テレビの映像が信じられませんでした。

 

そのまま寝るわけにもいかなくなったので、地震の影響がどれくらいなのか、学校に行くのに電車は動いているのかの情報収集のためにテレビを点けてみて唖然としました。なんだかんだで地震発生から1時間くらい経っていたんですが、テレビから流れてくる映像は神戸の街が燃えているものでした。その後映像が変わると阪神高速が倒れている姿や三宮の駅前が壊滅状態になっているような映像など本当に衝撃的なものでした。
それでもその日の朝は東行の電車が動いていたので学校に行ってみましたが、当然のごとく休校になっています。西行の電車がなかなか来ないし、来たら満員になっていたんですが、なんとか帰宅してそれから1週間休校のままでした。

 

今の防災知識の基礎が出来た日です。

 

阪神・淡路大震災が起こるまでは「関西では地震は起こらない」なんて都市伝説が実しやかに語られていました。実際には過去に何度も大地震があったのに戦後数十年間地震が発生していなかったのでそんな風に思われてしまったんですよね。
そしてそれまでの防災の知識が崩壊した地震でもあります。今でこそ防災グッズや仮設住宅災害用伝言ダイヤルなどが整備されていますが、そういうものの基礎になったのが阪神・淡路大震災での経験なんですよね。
阪神・淡路大震災から四半世紀、その後に東日本大震災熊本地震など大きな地震が起こるようになって、段々と歴史上の出来事みたいな扱いになってきてる気がするけど、忘れてはいけない記憶です。「ビビらずに備える」これが大事ですね。