姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

価値基準はいろいろです。

こんばんは。

 

今日は少し遅くなりました。

昨日とは打って変わっていい天気になりましたね。

やっと各現場の仕事が進められます。

 

昨日、少し片付けた倉庫ですが、朝になってから見るとやっぱり

気になって更に片付けてみました。

片付いた所やから写真を出せます。(笑)

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まだまだあちこち気になる所があるので徐々に進めていきます。


さてさてそんな今日はこの本を紹介します。

 

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印南和行著
「プロが教える資産価値を上げる住まいのメンテナンス」
あらすじ:

住宅は実は大切な資産。その資産が今全国で使われないまま腐りつつ

ある。「住宅の選び方」「住宅のメンテナンス方法」を知り、その価値を

維持しつづけることが「空き家問題」解決の糸口!!住宅の価値を決める判断

基準は、「環境」「耐震」「地盤」「躯体」「シロアリ」「防水」「履

歴」の7つです。この本は、その検査基準からメンテナンスのノウハウをく

わしく紹介し、新しいインスペクションの形の「リノベクション」を提案

します。 (「BOOK」データベースより)

 

「住宅」の仕事に携わるものとしてこれから直面するのが「空き家問題」

です。

家業である瓦の仕事に就いた時に最初に思った疑問が「毎年100万戸以上の

新築住宅が建てられてるのを何で誰も不思議に思わへんのやろ?」

でした。

そんな疑問が現実問題になるとは当時は思ってなかった時点で他人事に

なってしまっていたんですね。

この本に書かれているメンテナンスは普通に考えたら当たり前の事で、

昔はそれが出来ていたから、古民家は今に残っているんですが今の家で

50年後も残っている家がどれだけあるのか・・・。

メンテナンスフリーな家よりは愛着を持ってしっかり手入れした

家の方が残るのは当然やのに、ちゃんと手入れした家の資産価値が

ないって言われたらショックですよね。

新しいだけが価値じゃない、長く残るのも価値やって思いたいです。

もちろん残ってるだけじゃダメですが。

 

ちゃんと家の手入れしようって思える一冊です。