姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

便利が楽しいとは限らない?

こんばんは。

 


先日、テレビを見ていたら人工知能の話題をやっていました。

将棋の電王戦でプロ棋士に勝ったAIのプログラムをした人がどういう

考え方でプログラミングしたのかって内容やったと思います。

その話の中で近い将来、人間がやっている仕事の大半がAIに取って代わる

というような話題が出ていました。

実際、受付業務や会計業務はもう人間が居なくても問題ないところも

ありますね。

そんなニュースを見ながら職人の仕事はどう変化するかなぁ??

って考えました。

一部工場内での仕事でロボットや人工知能が熟練の職人さんの仕事を

再現出来るようになってはきているみたいですが、建築関係においては

まだまだ実現性は低いように思われます。

永続的に一か所に留まっての仕事ではない事、天候などの外部環境に

影響されやすい事などいろいろと要因はあるかとは思うけど、

一番の要因は似たような現場はあっても、全く同じ現場は絶対にない

って事やと個人的には思います。

家の各部をユニット化して現地で組み立てる工法は今でもありますが、

それでも現場で組み立てるのは人間ですし。

同じように農業や漁業も完全自動化は難しいですね。

共通するのは自然を相手にしている事かなぁ。

 

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なんて事を田植えの準備をしている両親を見ながら思いました。

逆に家事関係はかなり自動化が進んでいますね。

ロボット掃除機も大人気みたいですし。

でも生活する上では便利になり過ぎるのは楽しくないと思います。

ちょっと不便なくらいがちょうどいいなぁ。